元TBSアナウンサーの宇垣美里さん。大のアニメ好きで知られていますが、映画愛が深い一面も。

宇垣美里さん 撮影/中村和孝
撮影/中村和孝
 そんな宇垣さんが映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』についての思いを綴ります。

映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
●作品あらすじ:疲れ果てた主人公エヴリンの日常。故郷の中国からエヴリンの住むアメリカへやって来た父親は、ガンコで介護も大変。娘は反抗的で、夫は優しいが頼りにならない。そんな中、経営するコインランドリーに監査が入り、国税局からイチャモンをつけられ、税金の申告をやり直さなければならなくなった。役人にしぼられていると、突然夫が豹変(ひょうへん)して…。

フツーの中年女性が新たなヒーローとして世界を救うアクション・エンターテインメントは、今年のアカデミー賞で最多10部門ノミネート、ゴールデングローブ賞ではすでに2部門受賞。賞レースを爆進中の本作を宇垣さんはどのように見たのでしょうか。(以下、宇垣美里さんの寄稿です。)