今話題の塩シャンプーの作り方ややり方を知っていますか?市販の添加物たっぷりの整髪剤とは異なり天然の洗髪成分の塩を使ってする塩洗髪は、実は白髪や臭いに効果的なんです。塩シャンプーの頻度や効果的な作り方や洗髪のやり方をご紹介していきます。
塩シャンプーとは?塩洗髪の効果は?
塩シャンプーとは湯シャンプーに塩を加えたもの
話題の塩シャンプーとは、その名の通り本当にシンプルです。洗面器にお湯を半分程度入れて大さじ1程度の塩を溶かした塩湯を、洗髪に使う手作りシャンプー剤のことを言います。それと似て違う【湯シャンプー】もありますが、こちらは湯のみで洗髪することを言います。塩を加えた湯の洗髪効果は自然の恵みたっぷりですよね。
塩洗髪の効果①|白髪や抜け毛の解消
塩洗髪の効果1つ目は、白髪や抜け毛の解消に効果的と言われていることです。白髪はメラノサイトという色素の機能が低下することが原因でできてしまいます。そのメラノサイトが活性化するためのチロシナーゼ成分を、頭皮中に血行促進させる塩が白髪予防に働くとされています。また、血行促進で抜け毛予防にもなるでしょう。
塩洗髪の効果②|発毛促進・白髪抑制
塩洗髪の効果2つ目は、発毛促進に効くことです。抜け毛予防にも効果的であるため、同時に血行促進効果の影響を受ける発毛促進や白髪の抑制にも効果的です。塩で発毛促進や白髪抑制が行われるなんてびっくりですよね。自然の恵みで髪がよみがえるのは副作用もなく、地肌にも優しく良いことづくめでしょう。
塩洗髪の効果③|頭皮の臭いの軽減
塩洗髪の効果3つ目は、頭皮臭の軽減に効くことです。市販のシャンプーは洗浄力が強く、頻度に比例して頭皮に必要な皮脂まで取り去ります。必要な皮脂がなくなった頭皮がSOSを出して過剰に皮脂分泌が行われると、洗ったのに頭皮が臭う状態になるでしょう。その塩は、殺菌作用もあり余分な皮脂のみ取ってくれます。
塩洗髪の効果④|頭皮のかゆみの改善
塩洗髪の効果4つ目は、頭皮のかゆみの改善に効くことです。市販のシャンプーはさまざまな化学薬品が入っており皮脂も取り過ぎて、地肌が弱い人は洗髪後にかゆみをもたらすこともあります。肌に優しい殺菌効果がある塩は、汚れを取り去ってすっきりとした地肌に保つことができてかゆみも改善されるでしょう。
塩シャンプーが頭皮に良い事実はありますが、塩シャンプーに移行する期間に皮脂分泌が盛んになることもあります。過剰過ぎてしまう時は、市販のもので頭皮クレンジングをして汚れ落としも効果的です。効果的な落とし方やおすすめシャンプーやオイルを紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
塩シャンプーの作り方
塩シャンプーの作り方①
塩シャンプーの材料①
塩…大さじ1
ゆるま湯(洗面器に半分程度)
塩シャンプーの作り方①
お湯(ぬるま湯)を半分程度入れ、塩を大さじ1程度入れる。
塩がよく混ざるようにぐるぐるとかき混ぜて塩を溶かす。
塩は、粗塩の方が洗浄効果が高くナトリウムイオンが多く含まれているためおすすめですが、普通の塩でも十分に洗浄効果のある食塩水が作れます。手作りの塩シャンプーは、作った後に醤油さしなどに使う容器に入れておくと使い勝手が良く、使う時に楽に塩液を出すことができるでしょう。
また、塩の固形が残っていることで地肌に傷がつきやすいため、塩が湯に良く溶けて混ざっていることがマイルドな洗髪ができるコツです。洗う際に、塩の固形物の残りがないか確認をすることが大切でしょう。
塩シャンプーの作り方②
塩シャンプーの材料②
塩…小さじ1
お湯…15ml
市販のシャンプー…200ml程度
塩シャンプーの作り方②
小さじ1程度の塩を15mlの湯で溶かす。
市販のシャンプーと塩水をよく混ぜる。
塩シャンプーの作り方2つ目は、アレンジ塩シャンプーです。塩のみではなく市販のシャンプーと混ぜることで洗浄力アップする作り方が可能になります。よく溶かした塩を市販のシャンプーに混ぜ、こちらも肌のために粒が残らないよう溶かし混ぜる作り方がポイントです。地肌からすっきりと洗いあげることができるでしょう。
塩シャンプーのやり方
塩シャンプーのやり方①|塩シャンプーのみの洗髪方法
塩シャンプーのみの洗髪方法
頭全体を湯で濡らして湯舟で体を温める。
体が温まったら、塩湯を頭皮にかけ全体になじませる。
2~3分置き頭皮が皮脂でぬるっと出てきたらマッサージするようにすすぐ。
市販のシャンプーでは洗髪の度に取り過ぎていた皮脂を、塩シャンプーのみの洗髪方法では、ある程度余分な皮脂だけを取りキレイに洗うといったイメージの洗髪になります。体が温まることで、浮き出た頭皮の汚れをすっきりと取り去ることができるでしょう。泡立ちがないため、マッサージして汚れを出すのがおすすめです。
塩シャンプーのやり方②|シャンプー後に酢リンスする洗髪方法
シャンプー後に酢リンスする洗髪方法
塩シャンプーの後、髪の水気をしぼっておく。
お酢リンスを適量手にとり髪全体にまんべんなく塗る。
2~3分置き、お湯でしっかりと頭皮からすすぐ。
塩シャンプーのみの洗髪直後は、少しぺったりとしがちな状態になっています。そのため、シャンプー後に酢で酢リンスする洗髪方法がより自然にサラサラに仕上がるでしょう。お酢を塗った後の臭いがデメリットですが、まろやかな香りのリンゴ酢もおすすめです。臭いが残らないようしっかりとすすぐようにしましょう。
シャンプーやリンスで洗髪して健康的な髪が手に入れば理想的ですが、実はそれ以外でも美髪にする方法があるんです。白髪でも健康的で美髪なツヤ感が出る美髪の作り方は、いつものブラッシングを1度見直してみると効果的なやり方が分かります。身近な道具ですぐにキレイが叶うやり方を参考にしてみてくださいね。
塩シャンプーを使う時のポイントや注意点は?頻度やリンスは?
塩シャンプーを使う時のポイントや注意点①頻度
塩シャンプーを使う時のポイントや注意点1つ目は、頻度です。塩シャンプーは、基本的には化学薬品の刺激もないため頭皮にも優しく毎日使っても大丈夫です。ですが、1日に何回もの頻度で洗うとごわつきが出てくるため、1日に1回の頻度がベストでしょう。慣れていない人は、週に1~2回試してみて良ければ続けましょう。
塩シャンプーを使う時のポイントや注意点②リンス
塩シャンプーを使う時のポイントや注意点2つ目は、リンスです。塩シャンプーを使っても、その後に市販のリンスを使ってしまうと、少なからず塩シャンプーの効果が減ってしまいます。リンスは市販のものではなく、できれば同じ自然素材の酢リンスで仕上げるとナチュラルな素材同士の相乗効果が期待できます。
塩シャンプーを使う時のポイントや注意点③地肌が健康であること
塩シャンプーを使う時のポイントや注意点3つ目は、地肌の健康状態に左右されるところです。塩シャンプーは塩を使っているため、皮膚に湿疹や傷があればやはりしみてしまいます。アトピーでかゆみがある肌質の人も、塩が触れるとしみる可能性があります。そのため、皮膚状態が良い時に塩シャンプーを使う方が良いでしょう。
塩シャンプー後のドライヤー方法
塩シャンプー後の髪は、しっとりとしている頭皮部分とごわつきのある髪の先端部分があります。この状態の頭皮と髪の毛は、ドライヤーでしっかりと熱を与えて乾かすとちょうどよい潤いのある髪に仕上げることができます。根元からしっかりと乾かすことで適度な潤いのある頭皮にして、毛全体をまんべんなく乾かしましょう。
ヘアドライヤーは洗髪後に常に使っていますか?ドライヤーのやり方1つでも、美髪の作り方に関わってくるんです。なんだかパサつきがちな自分の髪をどうにかしたい場合、ドライヤー方法に原因があることもあります。
湯シャンプーについて!やり方や注意点も
湯シャンプーは湯で洗髪する方法
湯シャンプーは、シャンプーを使わずに湯のみで髪を洗髪する方法です。市販のシャンプーなどに慣れていた頭皮は、いきなり湯だけで洗髪となってもそれまでの過剰分泌の皮脂がそのままのサイクルで行われます。始めてから数日は少しべたつきがちになるかもしれませんが、サイクルが正常に戻れば皮脂分泌も落ち着くでしょう。
湯シャンプーのやり方や頻度
湯シャンプーのやり方はとてもシンプルですが、シンプルであるだけにコツがあります。熱いお湯で行うと頭皮もびっくりして分泌が乱れてしまいます。また乾燥肌の人はフケが出やすくなったりするため湯の温度は低めが良いでしょう。汚れが十分落ちる40度程度のぬるま湯を使います。
洗髪剤が何もないため、湯をなじませるやり方で、しっかり洗った感がないのが特徴の湯シャンプーです。まず、頭皮を中心にマッサージをしながらしっかりと指のはらを使って頭全体の頭皮汚れを落としていきましょう。あまり長い時間洗うと皮脂が落ち過ぎる可能性があるため、3~5分程度で洗い流していくと良いでしょう。
湯シャンプーは1日にどの程度の頻度で洗髪が可能なのでしょうか?たくさんしても地肌にとっては過剰な皮脂分泌につながり、1日に何度もする必要はないでしょう。また、通常のシャンプーをしていた人がいきなり湯シャンに替えると、皮脂過剰になります。そのため、1週間に2回程度から徐々にシフトするとベストでしょう。
湯シャンプーと塩シャンプーの効果の違い
湯シャンプーは、湯だけでシンプルかつ短時間で洗うことができます。また、肌の状態がどのようであっても行えるのが嬉しいメリットです。ですが、湯シャンプーへ移行時に汚れが溜まりがちになるのも特徴です。余分な皮脂を落とす方法であるため、時期がくれば皮脂分泌が正常になりしっとり感ある仕上がりになるでしょう。
塩シャンプーは、塩と湯が材料でこちらもシンプルですが、塩の殺菌効果があることで、湯のみよりも頭皮や髪の毛がややさっぱりと仕上がるでしょう。ですが、塩シャンプーと酢リンスとの併用でより美髪効果をアップさせることができます。また、塩がしみるため、肌の状態によって合う人と合わない人がいるのが特徴でしょう。
湯シャンプーの注意点
湯シャンプーにも注意点があります。塩シャンプーには塩による殺菌作用があり、頭皮がさっぱりと洗浄されている特徴があります。それに対して、湯シャンプーは何も作用しないため頭皮の常在菌がそのまま保たれ、過剰な皮脂分泌で脂漏性湿疹になることもあります。肌質によって合わない人もいるので注意が必要でしょう。
塩など自然の素材で洗髪することは、肌にとっても優しく効果的だとなお嬉しいものですよね。市販のものでも、できるだけ髪に優しい成分で作られているものもあります。それは、美髪に整える化学成分のシリコンなしの、ノンシリコンシャンプーです。髪に優しいおすすめ製品をご紹介しています。ぜひご覧くださいね。