そしてこの後のアンコール1曲目の「アトノマツリ」がやたらめったらに良かったのだ。

 横浜アリーナのぐるりと回る外周(ロビー)は歌詞さながら山手線の様であり、そこに飾られた有志の献花をメンバー1人ひとりが触れて回るという演出もさる事ながら、齋藤飛鳥卒業シングル「ここにはないもの」のカップリングであった為そこまで聴き込めておらなんだが故(不徳の致す所です。情けなや泣)、あれこれめちゃくちゃおっさんのツボ曲じゃねえかとライブで改めて思ったのである。

「乃木坂スター誕生!」からのスピンオフ的な林と北川のラップをフィーチャーした乃木坂流のシティポップでもあり、軽快なリズムと高音域を使わないメロウなラインには小沢健二とスチャダラパーによる大名曲「今夜はブギー・バック」すら想起させられる。やべえたまんねえリピ聴き止まらねえ脳内では勝手にKing Gnuがカバーしたバージョンまで流れ出す始末だでも両者レーベルは同じソニーじゃないかつう事は可能性はゼロではないじゃないかこれを実現させる為にはどうしたらいいんだろう誰か教えて下さい行き過ぎた妄想だけどKing Gnuバージョンが脳内で鳴っているのは本当の話なのでそれを実現させる方法か良い病院かを誰か教えて下さい。

 前日の期別新曲初披露とは打って変わっての「おいでシャンプー」締めではあったが、これはこれで大いにオッケー。むしろこの怒涛のセトリを受け止め切れるのはお前しかいないありがとうおいでシャンプー俺は湯シャン派だからシャンプー使わないけどとおっさんは思いましたし乃木坂で1番好きな曲が更新されかかってしまっとるので3日目もこれはアカンてと思ったのだった。