先代(先代)と後輩(当代)感で「姉さん、アンタの生き様、アタシが継がせて頂きやんす」と仁義が切りまくられ盃が交わされまくった初日からこれはアカンてな2/22を経ての乃木坂46 “11th YEAR BIRTHDAY LIVE”2日目は新入り5期生の期別公演だ。

 1曲目が初の期別楽曲である「絶望の一秒前」であった事は大いに納得ではあるものの、そもそも初の期別楽曲の言わば定番でもあったウン番目の何ちゃら(3期生が「三番目の風」で4期生が「4番目の光」)という法則をすっ飛ばした何ともシリアスなタイトルであった上に、Aメロがウィスパー調の語りともラップとも付かないメロディラインと浮遊感漂うコーラスの掛け合いだったり、BメロではEDM調にハーフタイムなリズムとなったり、そもそもメロディラインの進行が複雑で単純にAメロBメロサビとも言えない構成だったり、従来とは大きく趣向を違えた楽曲であったが故10年を超えて最大の過渡期を迎える乃木坂46に合流する事となった”5期生”達が担わされた役割とは、という事を改めておっさんは考えている。