嵐のメンバーは、櫻井の『大病院占拠』、松本の『どうする家康』が現在は平均視聴率で苦戦中。しかし、今回の相葉の抜てきでもわかるとおりに、各局からの信頼は厚いままだ。その裏には、13~49歳の男女の個人視聴率を指す「コア視聴率」が関係しているという。

「『大病院占拠』ですが、世帯平均視聴率は7%(ビデオリサーチ調べ・関東地区、以下同)前後で決してよくない。しかし、コア視聴率は4%前後と今期クールの全ドラマでもトップクラス。シニア層がメイン視聴者の『相棒』より全然いい数字です。グループ活動をしていなくても、嵐の人気は絶大なんです」(スポーツ紙記者)

 さらに、松本の『どうする家康』も、コア視聴率で大きな人気を得ているという。

「『どうする家康』は、FT、F1と言われる10代から30代前半の女性に圧倒的な人気を誇っている。ここ数年の作品でも抜群にいい数字です。初回の世帯視聴率は15.4%で、1989年の『春日局』の14.3%に次ぐ過去2番目に低い数字となった。しかし、女性を中心にコア視聴率は良く、テレビ業界でも注目されています」(同上)