ともあれ、小笠原さんの死後、伊藤は事務所を退社して、俳優プロ『グランパパ』に移籍。伊藤を目標に同じ事務所に入った神尾は、ショックを受けたという。

「神尾は昨年、『20歳のソウル』を含め、10本以上のドラマや映画に出演。今年のスケジュールも、すでに空きがないほど埋まっていたのに、昨年末から次々に仕事をドタキャンしたため、体調不良説が飛び交いました。ところが、その後、CM撮影に参加していたことが判明したうえ、1月末には担当マネジャーのインスタグラムに登場した。ドタキャンの真相が見えてこないんです」(芸能ライター)

 前出の中堅プロマネジャーは、「オーナーのA子さんと反りが合わないTさんには、以前から独立の話がありました。Tさんは、ジャニーズ事務所を退所した山下智久のマネジメントにも関わっている敏腕マネジャーで、神尾にはTさんと一諸に独立するという噂があるんです」と言う。

「ただ、A子さんは絶対、独立を認めない。そのせめぎあいが続いているようで、神尾はいわば、“お家騒動”に巻き込まれたのでしょう」(前同)

 神尾の将来の芽を摘むことがないよう、大人の解決が求められそうだ。

(文=本多 圭)