「子供部屋おばさん」という言葉を聞いたことがありますか?この記事では、子供部屋おばさんの基本的な意味や特徴、見分け方について紹介しています。また子供部屋おばさんが結婚に向いていない理由も3つ解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
子供部屋おばさん(こどおば)とは?
まず初めに、「子供部屋おばさん」について説明します。子供部屋おばさんは、略して「こどおば」と言い、成人したあとも実家にある自分の部屋に居座る中年の女性のことを表しています。
こどおばは辞書などに明確な定義はなく、インターネット上の造語ですが、中年とは40歳以上64歳くらいまでの年齢を指しています。
一人暮らしができる年齢であるにも関わらず、実家に住んでいることは、無職であったりアルバイトなどで生計を立てていると思われがちですが、実は違います。
こどおばの中には、親の介護でやむを得ず同居していることもあり、必ずしも金銭面で実家に依存している人というわけではありません。むしろ、経済的に自立している女性が多い場合もあります。
「ことおば」には意味がある
「ことおば」は、実家暮らしをしている中年女性のことですが、結婚や出産などのタイミングを逃した女性のことを指す場合もあります。
女性は結婚して子供を産むべきという考え方を持っている人もいるため、「適齢期を逃してしまった女性」と皮肉めいた言い方になってしまっているのです。
子供部屋おばさんは、もともと「子供部屋おじさん」から派生したと言われていて、匿名掲示板などでは使われていることも多いです。子供部屋おばさんの他に、引きこもりやニートなどの類義語があります。
引きこもりやニートは、社会経験の有無や経済的な自立ができているかなどの点から、精神的・経済的にも自立できてはいるが、実家暮らしをしている女性もいるため、同義語ではありません。
子供部屋おばさんの特徴
では次に、子供部屋おばさんの特徴について紹介します。基本的には結婚していない人がほとんどですが、他にもお金に関する特徴もあるので、周りに当てはまる人がいないかチェックしてみてください。
子供部屋おばさんの特徴①結婚していない
子供部屋おばさんは、結婚をしていないという特徴があります。実家に住んでいる理由は、親の介護の他にも、単に居心地が良いから離れられないという理由もあります。
そのため仕事が終わったら直帰、休みの日はずっと家の中という生活を続けていると、結婚するタイミングを逃しているかもしれません。
親からすると、一緒に住んでいるので何かあったときに安心できたり、車の運転などの移動が困難になったときなどに助けてもらえるというメリットがあるため、無理に追い出そうとはしません。
また、良い感じになった男性がいても、実家暮らしであると知ったら「いわくつき」と見なされ、気持ちが冷める人もいるかもしれません。
子供部屋おばさんの特徴②精神年齢が低い
子供部屋おばさんは、精神年齢が低いという特徴もあります。実家では、家事を一切せずに親に任せっきりという場合もあります。
そうすると、自分がやりたくないことはやらなくて済むため、自由奔放な性格になってしまいます。全て他人任せになると、生活全般に関する情報や知識に乏しくなり、いざというときに困ってしまうでしょう。
同世代の女性と比べると対応能力が低くなり、結果的に何もできなくなるため、精神年齢が低い印象につながります。家賃や相続、固定資産などの難しい話になってくると何もわからずに、周りの人に迷惑がかかってしまう恐れがあります。
男性とお付き合いしたとしても、自分中心で考えてしまい相手を気遣うことができないでしょう。そうすると、男性は不安を感じてしまい自然と離れていくかもしれません。
子供部屋おばさんの特徴③経済的に自立していない
子供部屋おばさんの中には、経済的に自立していない女性もいます。実家にいる理由が「家賃や光熱費がかからないから」などであれば、一人で生きていけるくらいの稼ぎがないということです。
あるいは、働いていてもその分のお金を別のものに利用しているのかもしれません。親が働いているうちはいいですが、年金暮らしになると生活が苦しくなってしまうでしょう。
それでも親の経済力に頼って生活している子供部屋おばさんは存在します。経済的に自立していない女性だと、「働けるのになぜ親のすねをかじっているのだ」とマイナスなイメージを持たれてしまうため、アルバイトや短時間労働でもお金を稼ぐことは重要でしょう。
子供部屋おばさんの特徴④見栄っぱり
子供部屋おばさんは、見栄っ張りという特徴もあります。身につけている洋服や小物をハイブランドにしたり、乗っている車を高級車にしたりと見栄をはりがちです。
このパターンの場合、見栄をはるために色々なものを購入しなければならないため、実家に入れているお金はほぼ無いでしょう。見た目にお金をかける以外にも、美味しいものを食べているところや高級ホテルに泊まっていることをSNSでアピールすることもあるでしょう。
今の生活の質を落としたくなく、キープしていきたいのでお金はいくらあっても足りません。お金を消費するスピードも速いので借金している可能性もあります。持っているものや会話の中で見栄っぱりな人は注意した方がいいかもしれません。