中丸、生放送ならではのハプニングを「演出です」とごまかす

 約1時間後、中継は再開された。後半戦では、できあがった郷土料理を中丸がいただくようだ。

 解せないのは、ロケ場所が屋外へ移ったことである。ダウンを着た中丸はともかく、割烹着姿のお姉さんたちは明らかに寒そうなのだ。けの汁がすぐ冷めて中丸の猫舌の心配は減りそうだけれど、「津軽あかつきの会」が心配。

「なかむらさん、さっきじょんずにすった大豆を入れてください」

「人参の子和えにたらの子を入れるんですけど、なかむらさん入れてください」

「なかむらさん、食べてみます?」(お姉さん)

 寒さで口が回らなくなったか、単に言い間違えてるだけなのか、ずっと中丸のことを「なかむら」と呼び続けるお姉さんたち。だから、試食は屋内ですればよかったのに……。番組スタッフが背景に雪を映したいからか?

 とはいえ、お姉さんたちは俊敏に動き続けた。中丸へのおもてなしっぷりがすごいのだ。食べ物が次々に出てくるわ、サッとお椀を渡すわ、刹那で箸を手渡してくるわ。まるで、ハーレムだ。