脚本家に抜擢されたジェフ・ラブネス、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(22)や『ロキ』のマイケル・ウォルドロン、ほかにもトム・コッフマンなど、本作には“ある作品”に共通する作家が多く参加している。その“ある作品”というのは『リック・アンド・モーティ』だ。

 ジェフ・ラブネスは25年公開予定の『Avengers: The Kang Dynasty』の脚本も務める予定であり、マイケル・ウォルドロンも「マルチバース・サーガ」の完結『Avengers: Secret Wars』の脚本務める予定。

 つまりMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)内のマルチバースを構築しているのは『リック・アンド・モーティ』の作家たちであることから、アドベンチャー要素が強くなるのではないかという期待と不安が、激しく入り混じっている……。

【ストーリー】
新たな「アベンジャーズ」へ続く物語が、ついに始動。身長わずか1.5cmの最小ヒーロー、アントマンとワスプは、<量子世界>に導く装置を生み出した娘キャシー達とともに、ミクロより小さな世界へ引きずり込まれてしまう。そこで待ち受けていたのは、過去、現在、未来すべての時を操る能力を持つ、マーベル史上最凶の敵、征服者カーン。彼がこの世界から解き放たれたら、全人類に恐るべき危機が迫る…。アベンジャーズで最も”普通すぎる男”アントマンが、マーベル史上最大の脅威に挑むアクション超大作。