石塚瑶季(いしづか・たまき)

 2004年8月6日生まれで18歳の石塚瑶季は、東京都出身。3歳の頃からバレエを始め、小学生の頃には兄の影響で野球を始めるなど、幼少期から身体を動かすことが得意だったという。好きな球団には読売ジャイアンツを挙げ、好きな選手にはゼラス・ウィーラー(昨季限りで引退)と答えるなど、石塚は大の野球好きでもある。日向坂46には「日向坂野球部」としての活動もあるので、野球好きメンバーでもある佐々木久美や山口陽世といった先輩メンバーとの共演が楽しみだ。

 12日の『おもてなし会』では得意のアクロバットと読売ジャイアンツの応援歌を披露していた石塚。研修の合宿でも練習した、思い入れのある楽曲だという「青春の馬」ではフロントに立つことができた喜びから、最後のスピーチでは涙も流していた。小柄な身体からは想像できないほどにダイナミックなダンスはチアダンスの経験から。パフォーマンス面でも四期生を引っ張ってくれることだろう。

 そんな石塚がアイドルを目指したのは、東京ドームへプロ野球観戦に行った際に目の当たりにしたチアダンスがきっかけ。アイドルを目指してさまざまなオーディションを受けるも落選を繰り返してきたが、一番好きな日向坂46のオーディションが開催されることを知って運命を感じて受けることを決めた。

「ダンスをなくしたら何もない」と語るほどダンスには自信を持っている石塚は、同じくチアダンス経験者の清水理央とはバチバチのライバル関係。『日向坂で会いましょう』(テレビ東京系)で放送された「日向坂46四期生 運動能力チェック隊!!」(2022年12月4・11日放送回)の50m走では、0.01秒差で争うなど接戦の勝負が続いている(清水8秒28=1位、石塚8秒29=2位)。さらに、走り幅跳びでは1位に輝き、四期生の中でも運動神経はピカイチ。これから先輩たちと運動企画で共演する際にも、負けず嫌いな一面を見せてほしい。