影響に対してできる対策とは?
不動産業界への影響として考えられるのは、進学や就職の時期が4月から9月に変わるため、それに向けた準備の時期も半年移動することです。4月入学のパターンであれば1月頃からが賃貸住宅の需要が高まり、3月までが繁忙期となります。これが9月入学になると、そのまま6月から8月が繁忙期になると考えられます。
こうした社会の変化に応じて、マンション経営に取り組む大家さんは6月から始まる繁忙期に向けて物件の清掃や修繕、メンテナンスなど「選ばれる物件づくり」を済ませておくべきでしょう。
特に新型コロナウイルスの影響による休校が長引いていることを契機に9月入学が導入されるとなると、2020年からいきなり9月入学が実現することになります。2020年に新入学となる学生や新社会人となる人はすでに確定しているので、新たな賃貸住宅探しをする可能性が低いですが、2021年の繁忙期は6月からになる可能性が高いでしょう。賃貸オーナーが従来、1月からの繁忙期に向けて準備してきたことを2021年の6月にシフトする準備は、できるだけ早くしておくべきでしょう。
※この記事は5月15日時点の情報を元に執筆しております。
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