「乃木坂46の古参ファンは節度を守っているのですが、大学生などの若いファンが徒党を組んでストーカー行為をしている。こういったファンは、自宅の特定をすると仲間内で共有するのでタチが悪い。実際に、引っ越しを余儀なくされたメンバーもいるようです。悪質ファンは新参者が多く、古参ファンよりも金を使わないことはわかっているので、運営も厳しく対処するつもり。すでに警察に被害届を出している輩については、民事での賠償請求もするつもりのようです」(スポーツ紙記者)

 乃木坂46だけでなく、最近では大御所ミュージシャンのB’zも同様の警告を行っている。

 1月23日に公式サイトで、出待ちファンが自宅を特定し、インターホンを執拗に鳴らす迷惑行為をしているとしている。こういったファンに対しては、「直ちに警察に通報し、ストーカー規制法等に則り然るべき対応を行います」としている。

「これまで芸能界では、”お客様は神様”という精神で多少の迷惑行為には目をつぶっていました。警察沙汰になると、アーティストのマイナスイメージにもなることも関係しています。ただ、SNSが発達して自宅特定などをファンが簡単にできる時代になった。実際、女性アイドルなどはプライベートでもストーキングされたり被害も受けている。今後は、各アーティストが警察と連携して、迷惑ファンの逮捕を推進していくようです」(週刊誌記者)