木村拓哉が信長役にピッタリハマる理由。『レジェンド＆バタフライ』から読み解く

『レジェンド＆バタフライ』が2023年1月27日の公開から17日間で動員129万人、興行収入16億円を突破するヒットとなっている。

　とはいえ、東映70周年記念作品かつ、総製作費20億円のビッグプロジェクトであることを考えれば「まだまだこれから」。さらなる伸びを期待したいところだ。

　本作の目玉は木村拓哉が織田信長を、綾瀬はるかが正室・濃姫を演じており、「この2人がいてこその映画」だと思えたことだ。その理由を記していこう。