◆なぜか見知らぬ女子2人と一緒に

「最初は順調に滑ってました。彼と私のレベルは同じくらい。結構上級者向けのコースも行けたのでかなり楽しかったですね。ただ…山頂のコースから滑っていたとき、ふと後ろにいたはずの彼がいないことに気づきました」

 どこかで転んだのに気づかず、置いてきてしまったのだろうかと考え、理沙さんはそこでしばらく待つことに。

なぜか見知らぬ女子2人と一緒に
「しばらく待つと、ようやく彼が降りてきたんですが、なんと知らない女の子が2人一緒。それで私に気づかないまま下まで降りていきました。ビックリして追いかけたんですが気づいてくれず……ようやくリフト前で落ち合ったんですが、彼と女の子たちは急によそよそしくなったんですよね。それでまた同じリフトに乗って、山頂から滑ってきたんですが……やっぱり彼、途中で消えて女の子たちと滑ってくるんです」

 どうもおかしい。謎の違和感を感じた理沙さんは、あえて「お腹痛いから先に行ってて」と言い、彼氏の元を離れます。