防犯対策もしっかり!
警視庁によれば、2018年に発生した侵入窃盗の29.1%が中高層住宅(4階建て以上)や3階建て以下の共同住宅、テラスハウスなど、アパートやマンションでの被害です。集合住宅だから安心とは思わず、一人暮らしでもしっかりとした防犯対策を行うことが大切です。
戸締まりはしっかりと
防犯の基本となる戸締まりは、ゴミ出しなど短時間の外出でも必ず行いましょう。浴室やトイレの窓など、ついつい忘れがちになる場所もしっかり戸締まりチェックしてくださいね。また、合いカギを郵便受けや鉢の下に置いておくのも危険です。カギは必ず自分で持ち歩くようにしてください。
洗濯物の外干しや郵便受けにも注意
女性はベランダに下着を干すのは極力やめましょう。下着の盗難のリスクがある上に、女性の一人暮らしだということが一目瞭然のため、外から見えない場所に干すか部屋干しにしましょう。
男女を問わず長期間、家を留守にする際は、新聞の配達を止めてもらうなど郵便受けの管理にも気を付けたいところです。新聞や郵便物が溜まっていると留守を悟られてしまいます。
実家の両親や祖父母とは日頃から連絡を取り合おう
社会問題となって久しいですが、振り込め詐欺、オレオレ詐欺といった特殊詐欺に関する被害がまだまだ後を絶ちません。これは自分が直接的な被害に遭うというよりも、親や祖父母といった家族がそうした被害に遭う可能性があります。
自分が直接被害に遭わなくても、大切な身内が被害に遭えばショックは大きなものです。現在、特別定額給付金を狙った詐欺など、世の中の動きに合わせた新たな手口の犯罪が発生しています。子どもや孫をかたる手口が多いことから、両親や祖父母と日頃から連絡を取り合うことを習慣付けておきましょう。そうすることで家族を犯罪から守ることができます。
防犯アプリを導入しよう
防犯に特化した専用アプリも登場しています。警視庁犯罪抑止対策本部公認の「Digi Police」は、特殊詐欺対策から痴漢撃退までできる、頼れるスマホアプリです。
「マイエリア」を登録すると近隣の防犯情報をチェックできるほか、詐欺の手口を学べるコンテンツも配信しています。さらに、防犯ブザーと痴漢撃退機能が搭載されていて、大きな音で助けを呼べるようになっています。
自分の身は自分で守るという意識を持とう!
社会人の一人暮らしでは、自分の身は自分で守るという意識を大切にしてください。もちろん、友達など周囲の人に助けを求めることも必要ですが、家族と一緒に暮らしている人と比べると、一人で持ちこたえなければならない時間も長くなることでしょう。自分なりにできることから対策して、安心で快適な生活を心がけていきましょう。
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