さて、昨年12月21日。皇居を望むパレスホテルに約300人が集まり、マスクなしで、1万6000円のフルコースを味わい、1本2万3000円の赤ワインも40本ほど提供された“盛大”な忘年会が開かれたというのである。

 どこのどいつが開いたのか? 新潮によると主催は東京都医師会だというのだ。都知事の小池百合子や日本医師会会長の松本吉郎、自民党の丸川珠代、公明党の山口那津男までが出席していたらしい。ふざけるなである。

 こうしたバカ騒ぎの忘年会は、各地区の医師会でも行われていたというから、こいつらはコロナ感染など終わったと思っているようだ。

 率先垂範。国民も我々に見習って、マスクを捨てよ、街へ出よというつもりか。開いた口が塞がらないというのはこのことだ。