「新垣といえば、年内公開予定の映画『正欲』で元SMAPの稲垣吾郎と共演。普通ならば、稲垣と共演したばかりの女優を木村と共演させるなどジャニーズ事務所が渋い顔をしそうなものだが、木村久々の月9主演であり、過去2度のスペシャルドラマはいずれも大成功をおさめ、新たな代表作との呼び声もすでに高いだけに、フジ側も気合の入ったキャスティングをしており、その熱量に納得したのだろう。木村とバディを組む新人刑事はいずれも“木村と初共演”が条件だったそうで、加えて、この役柄は脚本家が新垣をイメージして書いた、いわゆる当て書き。木村自身の提案もあったうえでの熱烈なオファーだったと思われる」(テレビ誌記者)

 新垣といえば2021年5月、主演ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(2016年、TBS系)で共演した星野源と結婚したが、この結婚発表に合わせ、所属するレプロエンタテインメントとの専属契約を終了したことを発表。「当面は、レプロとのマネジメント契約を一部継続」するものの、「今後は個人として活動していく」とフリーになる意向を発表していた。

 昨年7月公開の映画『ゴーストブック おばけずかん』では、新垣が出演し、主題歌は星野源が担当するという“夫婦共演”も実現したが、「おそらく、レプロの専属契約のままだったら実現しなかっただろう」と映画業界関係者は語る。

「6月末の映画公開イベントで新垣は、夫の名前こそ出さなかったものの、主題歌が流れる中ノリノリでポーズを披露。しかしこのイベントについて、一部ウェブメディアが“夫婦コラボ”的な見出しで記事を掲載したところ、レプロから猛抗議が入り“訂正”させられる羽目になったという事件も裏であった」