で、いよいよ誕生祭がはじまると、春日ムーブの連発である。ピンクのカーペットの上を悠々と時間をかけて歩いたり、衣装をノールックでカッコよく投げ捨てたり。いつもの面白い春日である。「鬼瓦」のギャグをする場面で、「ありがとう」と「鬼瓦」をかけた「あり瓦」といつもと違う春日を見せると、川島が「あ、鬼瓦でお願いします。ちょっと発注と違ったんですけど」とツッコむ。そういうちょっと間違えちゃうみたいなところまで含めて春日ムーブである。
さて、誕生祭のメイン企画は出演者からの誕生日プレゼントだ。それを春日が次々と体験していくのだが、中でも面白かったのはパワースーツを体験する春日だろうか。NON STYLEの井上裕介から、電気の刺激で筋肉を鍛えるパワースーツをもらった春日は、それを着てエアロバイクを漕ぐ。
タブレットでパワースーツの刺激レベルを徐々に上げていく川島。だが、このパワースーツ、電気マッサージ器の罰ゲームのようにおそらく“痛い”のだろうけれど、筋肉を鍛えている人以外には日常で馴染みがないアイテムだからか、バラエティであまり使われているのを見たことがないためか、その“痛さ”がテレビのこちら側には伝わりにくい。
が、春日は徐々にレベルが上がるなかで、「ダーッ!」などと悶絶する。顔を痙攣させながら「コノヤロー!」とバイクを漕ぐ。最大レベルに達すると顔に汗を大いに流し、青筋を立てながら絶叫する。その表情に笑ってしまう。よくわからないものを、自身のリアクションだけで面白くする春日がすごかった。
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