混乱を極めそうなNHKだが、スターアナウンサーをめぐってもドタバタ騒動を巻き起こしている。
「NHKの絶対的エースと言われる和久田麻由子アナが、出産から約8カ月で現場復帰する。本来ならば、しっかり産休を取って来年以降に復帰の予定だったようですが、今回の会長人事に絡んで急かされたとか。本人の意志で復帰を早めたとは報じられていますが、NHKの内情を聞くと、和久田アナが決断せざるをえないプレッシャーを感じたという話もある。視聴者の間でも、早すぎる復帰に疑問を呈する声がTwitterなどで見られるほどです」(スポーツ紙記者)
しかも、この和久田アナの早すぎる復帰は、看板番組の“玉突き人事”を起してしまっている。
「新年度から、ニュース番組『NHKニュース7』に和久田アナが就任し、同番組から『ニュースウオッチ9』に林田理沙アナが滑り込む。今回の人事は、林田アナ以外に看板番組を任せられるスターアナを育てられなかったのが原因でしょう。俳優の小澤征悦と2021年に結婚した桑子真帆アナは、人気が高いものの、フリー転身の噂が根強い。前田氏が会長の頃ならば、若手アナを看板番組に使うような思い切った構想も出そうですが、いまのNHKにはそんな冒険を良しとする風潮はないのが現状です。そういった人事のいざこざに、和久田アナは巻き込まれた形のようです」(同上)
子どもを産んで早々に、NHKで最も人気がありかつ激務と言われる『NHKニュース7』を担当する和久田アナ。ライフプランで無理をさせなければならないほど、NHKは窮しているのか?