日本人女性の平均BMIは?年齢によって変わる!
日本の平均の体重はどのようになっているのでしょうか。20代前半の女性の平均身長は158.5cm、平均体重は50.5kgとなっています。この値からBMI20.10が平均となります。最近はスリムな女性が多いので、平均が美容体重になっているのです。
また、20代後半では平均身長が158cm、平均体重は52.5kgで、BMIを計算すると21となります。30代になると平均身長は158cm、平均体重は53.6kgで、BMIを計算すると21.5となります。
<日本人女性の平均BMI>
- 20代前半:BMI20.10
- 20代後半:BMI21
- 30代:BMI21.5
20代前半では、美容体重が日本の女性の平均体重になっていることが分かりますね。
また、年を重ねるごとにBMI(体重)が増加しています。20代でダイエットに成功しても、体重を維持させることが大きな課題になってくるでしょう。特に30代になると仕事が忙しくなったり、体の機能が低下したりして太りやすくなります。20代後半でBMI20を維持し、30代に入ってもその体重を維持できるようにしましょう。
20代女性が目指すのはBMI18~19!?
美容体重のBMI20が20代前半の女性の平均ということは、見た目もそれが“普通”になってしまっているということです。そのため、スタイルが良い!細い!と言われる見た目になるために、BMI18~19を目指す女性が増えています。
確かにBMI19くらいになると、華奢でさらにスタイルがよく見えます。ですが、BMI18からは健康にも悪影響があるレベルなので注意しなくてはいけません。むやみに体重を減らすのは辞めましょう。
BMIだけでは体型は決まらない!
BMIには、大きな落とし穴があります。それは、 BMIだけではスタイルを評価することはできない ということです。特に問題になるのが、筋肉量です。
BMIは体重を身長で割ることで計算されます。体重と一言に言っても、体の中には、水分や脂肪、筋肉など、様々な組織があり、その合計が体重として反映されています。
ダイエットをしていると、脂肪も減りますが、同時に筋肉も減ることがあります。体重が減っても脂肪はほとんど減らず、筋肉が減ってしまったというケースもあります。それらは体重やBMIだけでは分からないので、BMIを過信しすぎないようにしましょう。