昨年末の『紅白歌合戦』はジャニーズ系グループが6組も出演したことで「ジャニーズ紅白」などと揶揄する声があがったが、ドラマでもNHKはジャニーズへの依存を強めているようだ。
「NHKは若年層~ミドル層の視聴者獲得が長年の懸案になっていますが、若い人に人気のあるタレントをドラマや歌番組に起用しても、実力が伴っていないと番組のクオリティが落ちてしまう。その点、ジャニーズは歌でも演技でも何だかんだ言って全員が一定以上のレベルにあり、コンサートや舞台で実力を磨いているので、NHKが『若者ウケ』を考えた時に頼りがちになってしまうのでしょう。ただ、現状のドラマにおいての依存度はちょっと高すぎますから、疑問の声があがるのも理解できます」(前出)
先述した昨年末の『紅白』では、ジャニーズだけでなくアミューズ所属のアーティストが大挙して出演したことも話題になっていた。公共放送であるNHKが特定の芸能事務所との結びつきを強めることについては、いかがなものかという声もあるが……。