「実は、2021年の時点で主演の松本のバーターで若手ジャニーズが出演するという噂があり、一部メディアでは『なにわ男子のメンバー』と具体的なグループ名が挙がっていましたが、その報道の通りになったようです。『急に乗馬の練習を始めたジャニーズJr.もいる』と伝えられていたため、今後さらに若手ジャニーズが追加キャストとして登場する可能性もありそうです」(ジャニーズに詳しい芸能記者)

 今作では、元V6の岡田准一が織田信長役で出演しており、これに長尾も加わることで「ジャニーズ大河」との声も聞こえている。

「ネット上では、松本が演じる家康の気弱なキャラクターが、昨年低調で終わってしまった松本の主演ドラマ『となりのチカラ』(テレビ朝日系)の主人公と似ていると指摘され、不安材料のひとつになっている。その一方で『となりのチカラ』は演出や脚本が今一つだっただけで、松本と気弱なキャラの相性はいいという声もあり、現状では評価が割れています。また、多用されているCGが微妙で、清洲城が中国の紫禁城のように描かれたり、乗馬シーンの馬がCG感丸出しだったりと視聴者から不評を買っている。従来の大河と作風も大きく異なるため、ここにジャニーズタレントを追加投入することが吉と出るか、凶と出るかは微妙なところですね」(前出)

 今作に限らず、NHKのドラマは「ジャニーズ依存」の状態にあるといわれている。放送中の朝の連続テレビ小説『舞いあがれ!』では、ヒロインの兄役で関ジャニ∞の横山裕が出演し、ヒロインが航空学校編で出会って恋仲になった同期生役としてSnow Manの目黒蓮が登場した。ドラマ10枠で放送中の『大奥』では、8代将軍・徳川吉宗(冨永愛)の時代に大奥入りする旗本の息子役でHey! Say! JUMPの中島裕翔が出演。11日に最終回を迎える土曜ドラマ『探偵ロマンス』では、SixTONESの森本慎太郎が姿を消した名探偵を追いかける新聞記者役を務めている。