キックボクシングで42戦無敗の戦績を誇り「神童」と呼ばれ、プロボクシング転向を表明した那須川天心が9日、東京・後楽園ホールで、日本ボクシングコミッションの6回戦に出場可能なB級でプロテストに一発合格を果たしたことを、各メディアが報じた。
天心は、筆記試験では100点満点中、97点の高得点をマーク。その後行われた3ラウンドのスパーリングの相手は、いきなり日本バンタム級1位の南出仁だったが、南出に左ジャブを的確にヒットさせ、軽快なフットワークで相手の強いパンチをほぼ受けることなく終了。終了後もリングでスピード感あふれるシャドーをこなして、体力面もアピールした。全行程終了後、合格が発表されるや「何かに合格するのはうれしい。受験は高校以来なので、すごく新鮮」と喜んだという。
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