◆“自称サバサバ系女子”が要注意なのは?
また、「人前で下ネタを話すのに抵抗がない」という“自称サバサバ系女子”も発言に注意が必要です。
「若手の男性社員が仕事中にイライラしていたので、『最近溜まってるんじゃないの~?』とか、『彼女とご無沙汰なんでしょ(笑)』とちょっとからかったら、次の日から会社に来なくなった」(32歳・女性 保険会社)
そんな悲惨な声も挙がっています……。反対に、30代のサバサバ系女子が自虐ネタとして放った「最近恋愛にとんとご無沙汰で、色々乾ききってるわ~」という一言に対しても「仕事中に性的に不快な発言をされた」と上に報告する若い男性社員もいるそうです。
男性がナイーブで打たれ弱くなり過ぎてる!という面もあるのかもしれませんが、気が付かないうちに女性自身もセクハラの加害者にならないために、日頃の自分の言動をちょっと見つめ直してみるのも必要かも知れません。
―私達の身近な「セクハラ」 ―
<TEXT/赤山ひかる イラスト/鈴木詩子>
【赤山ひかる】
奇想天外な体験談、業界の裏話や、社会問題などを取材する女性ライター。週刊誌やWebサイトに寄稿している。元芸能・張り込み班。これまでの累計取材人数は1万人を超える。無類の猫好き。