◆注意したはずが逆効果…代理店ウーマン

 都内在住、広告代理店に勤務する峰涼香さん(仮名・36歳)も、自分では気づかないうちにセクハラの加害者になってしまった一人です。

セクハラ
「部下の男性社員とのコミュニケーションで、ふざけて『あんた男のくせに〇〇もできないの?』とからかったり、仕事のミスを見つけるたび半分冗談で『こんなことだからプライベートでもどんくさいんでしょ?』、『脇が甘いから彼女とも上手くいかないんだよ』とツッコんだりしてたんですが、それがNGだったなんて……。

 ある日、上司から『〇〇くんが相当気を病んでるみたいだから発言に気を付けて』って遠まわしにセクハラ発言だと注意されて、はじめてそこで気が付きました」

「男性=タフだから、ある程度、何を言っても許される」という考えは要注意。最近では「女性の上司からのセクハラに悩まされている」という20代の男性も増えているようです。