●7-1.地震情報サイト『JIS』が発表した『東京都港区・地域別危険度』

　南青山1丁目～7丁目までを確認すると、一番危険度の低い地域は南青山6丁目であることがわかります。

　1番危険度の高い場所は、南青山3丁目でした。

　他の地域に比べれば危険度は低いものの、災害時活動困難度の危険度が高く出ていました。

　航空地図を見ると分かる通り、比較的古い建物も残っているからかもしれません。

　住む場合には十分に検討が必要です。

●7-2.浸水に関しては危険は少ないが、ハザードマップは要確認

　ハザードマップを確認するとところどころ浸水2.0mの場所が確認できます。ただ、特に危険なエリアではないことがわかります。

　圧倒的なステータスを誇る『外苑前』。オフィスやホテルなどが入る190メートル、185メートルの超高層ビルの建設も控え、ますます華やぐエリアと思われますが……。

　昔から慣れ親しむ緑豊かなエリアに、超高層ビルの存在は景観が損なわれると危惧する声もあります。樹木伐採問題もまだ不透明な部分も多く、歴史的な景観が今後変わっていくことが街としての価値を高めるのか、下げてしまうのかに注視が必要です。