7日には、2月25日にジャニーズJr.の新バラエティ特番『ジャニーズJr.CHAMP』が日本テレビ系列の中京テレビで放送されることが発表されると同時に、この「完全版シリーズ」が番組放送直後よりプライムビデオで独占配信されることも明らかになったばかりだ。

 同番組は、関ジャニ∞の村上信五がMCを務め、総勢100名以上の東西ジャニーズJr.が「ダンス」「スポーツ」「スゴ技」の3部門で争い、勝ち抜くという内容。決勝戦にはジャッジとして、Hey! Say! JUMPの有岡大貴と伊野尾慧、Sexy Zoneの佐藤勝利と松島聡、SixTONESのジェシーと高地優吾、Snow Manの深澤辰哉と佐久間大介の8人が参加するという、力の入った内容となっている。中京テレビでの放送はこの決勝戦が中心で、プライムビデオ独占となる「完全版」では関東・関西でそれぞれ開催された予選会の様子もたっぷり見られるとのこと。

 もはやテレビ放送のほうが“完全版の宣伝”という位置づけと言えそうだ。ジャニーズの動画配信といえば、少し前までは、嵐の活動休止までを追うドキュメンタリーシリーズ『ARASHI’s Diary -Voyage-』の配信権を手にしたNetflixの印象が強かったが、ここ数年で大きく状況は変化している。

 2020年10月にもKinKi Kidsのコンサート映像13作がAmazonプライムビデオで独占配信されたが、特に2021年後半から明らかに“Amazonシフト”が起こり始めた。2021年10月には解散が決まっていたV6のライブ映像8作が配信され、12月10日にはラストコンサート『LIVE TOUR V6 groove』も独占配信。また、なにわ男子の同年11月12日のデビューに合わせ、結成からデビューまでを追いかけたドキュメンタリーシリーズ『なにわ男子 デビューまで1100日のキセキ natural』を10月~11月にかけて独占配信したのもプライムビデオであり、さらにAmazonが製作する初めての日本映画(2022年2月配信の『HOMESTAY』)の主演に抜擢されたのはなにわ男子・長尾謙杜だった。