『ねほりんぱほりん』元K-POPアイドル練習生、1カ月コーヒーだけの過酷なダイエット
ななこさんいわく、K-POPアイドルになるには「スキルはもちろんなんですけど、頭身(のバランス)がすべて」。練習生オーディションを繰り返した3年間、ななこさんはスタイルがよく見えるようにと、毎日筋トレやダイエットに励み、「朝:サラダ・鶏むね肉、昼:サラダ・さつまいも、夜:なし」というメニューを続けたとそうだ。
その努力が実って練習生になれた後も、ダイエットはエスカレート。ななこさんは、「だいたいは、身長-体重で120(がK-POPアイドルの理想)。私は163cmなので43kgを目標に頑張ってて、でも44kgの壁がどうしても越えられなくって。本当はよくないんですけど、コーヒー1日2杯だけで1カ月間過ごしていました」と明かした。もちろん倒れてしまったそうだが、「あそこまで自分は限界を迎えられるんだって、そのときはすごく達成感がありました」とのこと。しかし「ストレッチ中に肋骨が折れた」とも語っていたななこさんは、ほぼ確実に栄養失調である。
ねほりんぱほりんスタッフが、別の韓国の芸能事務所社長に行ったインタビューによると、事務所に欲しい練習生は「言うことを聞く人」「会社が決めた方針についてこられる人」「完全に自分を捨てられる人」。ブラック企業の欲しがる人材そのもので、つまり事務所の方針に逆らった人は切り捨てられる厳しい世界のようだ。
その厳しさの象徴が、毎月行われる「月末テスト」。「事務所の一番偉い人たちの前で1カ月準備した曲とかを見せる場」(キムさん)だそうで、その結果、即クビになることもあるという。キムさんは、親しくしていたメンバーが月末テストでクビになり、連絡もつかず消息不明になってしまった……という経験もあり、「テスト前は毎日朝まで練習」の日々だったそうだ。
また、ななこさんの事務所の月末テストでは「ビジュアル審査」という項目も。「月末評価の当日の朝に、みんなでBLACKPINKさんとかが通われてる美容室に行くんですよ。ヘアスタイルだったりメイクをオーダーして、自己プロデュース能力っていうのも審査される項目がありました」と明かした。