会社の利益に貢献していると感じられない。
会社というのは、おおむね利益を目指して事業を行っています。
そのため、その利益に貢献していない場合や逆に不利益を生み出していると感じる時には仕事に向いていないと感じることもあるでしょう。
「足を引っ張っているのでは?」と思い、向いていないと落ち込んでしまうこともあるかと思います。
とはいえ、入社して数か月~数年は、仕事を覚えたり工夫するだけで精いっぱいのはず。
会社としても即戦力として期待をしているわけではないので、あまり気にしなくても良いでしょう。
長期間勤めているのになかなか利益を上げられないというときには一度自分の仕事を見直すのも大切です。
ただ、会社の利益の貢献度というのは一社員からはなかなか分かりづらいもの。
あまり決めつけすぎず、上司や経理の方に聞いてみるのも良いかもしれませんね。
自分のやっている仕事や作業に対して、自信を感じられない。
ドラマや漫画に出てくるようなお仕事女子たちは、自分の仕事に誇りを持ちキラキラと輝いているように見えます。
そのため、自分の仕事に自信が持てないと「仕事に向いていない……」と言った気持ちが増えてしまいます。
また、人の健康や命、人生を預かる仕事や、重労働、長時間労働など心身ともに負担がかかる仕事は辛く感じがち。
プレッシャーを強く感じる人やちょっとしたことで落ち込んでしまう人には、自分の性格と仕事の内容が合っていないと感じてしまうのも無理はないでしょう。
ただ、実は100%自信をもって仕事をしているという人はほとんどいないもの。
誰もが手探りで、不安を抱えながら仕事をしているのです。
仕事内容や関係者に対して見下すような気持ちがある。
過去の夢を諦められないという時はもちろん、結婚や出産、留学など仕事以外のことに目が向いた時には「仕事には向いてなさそうだし別の生き方があるのでは?」と思うことも多々あるものです。
そうなると無意識に「ここは私がいるべき場所ではない」と見下してしまうことも。
向上心があること自体は素敵なことですので、その別の道に向かって前向きに努力できれば良いですよね。
また、見下してしまうことがつらいというときには、その場所を自分にふさわしい場所に作り替えるというのもぜひやっていただきたいことになります。
「仕事向いていない……」と思うよりも、自分なりにマニュアルを整備してみたり、より良い環境になるように働きかけたり。
そういったことをしていけば、自然と職場環境もよくなるうえに自分自身もクラスアップできるでしょう。
向上心ややりがいといった気持ちを感じない。
仕事に対する気持ちというのは、人それぞれ。
そのため、上司や会社の方針がゆるいものだと向上心がなかなか出ないとお悩みの方も多いかもしれません。
ですが、本来向上心ややりがいというのは自分で生み出すものです。
どんな簡単な事務作業でも「〇〇分で終わらせる!」と自分なりに目標を決めたり、自分で使いやすいツールを開発してみるなど、やりがいを感じるよう工夫してみるのも良いでしょう。
もちろん、転職等で環境を変えると向上心・やりがいがあがることもありますが、自分の考えを改めるというのも重要なポイントになるでしょう。