北海道ニセコで地域おこし協力隊からの起業が活発にの画像1

 国内移住して新たな仕事や生活を手に入れる。先行きが見えない日本経済のなかで、これまでとは異なるライフスタイルを確立したいと願う人々が増えるなか、その入り口のひとつとして活用されている制度のひとつが地域おこし協力隊だ。

 近年、外国人観光客に人気のリゾート地である北海道・ニセコ町では、地域おこし協力隊を経て町内で起業する人々が徐々に増え始めているという。ニセコは言わずと知れたスキーリゾートの名所。近年では海外富裕層が土地やコンドミニアムを購買する動きが殺到し、シーズンになるとまるで外国に来たかのような異国情緒に包まれる。そんな“日本の中の外国”で新たな商機とライフスタイルを手にしようという人々が現れはじめている。