北川景子主演のフジテレビ系月9ドラマ『女神[テミス]の教室~リーガル青春白書~』の第3話(1月23日放送)は、黙秘権という「当たり前に存在する権利」について考えさせられるとともに、南沙良演じる照井雪乃の変化が描かれる放送回となった。が、一方で、実務演習を軸としたストーリー展開の繰り返しにややマンネリ感も生まれてきているのも気になった。

 青南ロースクール(青南大学法科大学院)を舞台にした本作。教員の柊木雫(北川景子)が今回提案した実務演習のテーマは「黙秘権」。容疑者が徹底して供述を拒否する事案を例に、黙秘権は必要なのかどうか、肯定派と否定派の2チームにわかれてディベートをし、どちらの議論が“勝ち”か、合理主義者の教員・藍井仁(山田裕貴)がジャッジするというものだ。