そして、5位には水カンがランクイン。この曲は確実に入ってくると思った。TikTokで流れまくっていたし、中毒性が半端じゃない。脳裏から「エジソン」が離れない時期が、たしかに筆者にもあった。

 何がいいって、脱退したコムアイの代わりに加入した新ボーカル・詩羽である。ボーカルが彼女に変わった途端、水カンは綺麗にハイパーポップ化し、見事にシンセポップの良曲を生み出した。

 これはあくまで、個人的な意見だが……はっきり言って、コムアイの頃よりはるかにいい。パワーアップしすぎるくらいにしている。新ボーカルが参加した最初の曲で、いきなり先代を超えてしまっているのだ。水カンのトラックメーカー・ケンモチヒデフミが、いろいろ変えてきたのも伝わってきた。

「ケンモチヒデフミは相変わらずすごいですね、天才ですね」(蔦谷)

 天才だと思う。彼がプロデュースした、ばってん少女隊「YOIMIYA」も素晴らしかったし、ケンモチがタカアンドトシ&みちょぱに提供した「恋のスパイスカレーeeeee!~ナンはおかわり自由です~」も最高だった。