保険代理店には2種類ある その特徴とは
保険代理店には、「専属代理店」と「乗り合い代理店」の2種類があります。
「専属代理店」とは、保険会社1社のみから委託を受けている保険代理店のことをいい、「乗り合い代理店」とは、複数の保険会社から委託を受けている保険代理店のことをいいます。
保険の保障内容や保険料、解約返戻率などは商品によって異なります。専属代理店の場合は1社のみの取り扱いになるため商品の選択肢が限定されがちですし、他社の保険に加入したい場合は、別の保険代理店に行く必要が出てきます。
これに対して、乗り合い代理店の場合ですと、複数社の商品を扱っているため、さまざまな商品を一度に比較検討することが可能です。
加入したい商品が決まっている場合は別ですが、現在の契約内容を確認しつつ複数の商品を比較検討したいなら、乗り合い代理店に相談するといいでしょう。
良い保険代理店かどうかの見極め方とは
保険や積み立て投信などすべての金融商品にいえますが、納得のいく商品に出合うためには、信頼できるパートナーを見つけることが大切です。
保険代理店は、あなたの保険内容を分析しつつよりニーズに合った商品を提案する、そして将来のライフプランについて一緒に考える、人生のパートナー的役割を担う存在でもあります。良い保険代理店には以下のような特徴が見られますので、相談に行った際はチェックしてみることをおすすめします。
- 現在加入している保険内容について分析し、正確な現状把握をしてくれる
- どのような商品を希望しているのか、細かくヒアリングしてくれる
- 商品の良い部分だけでなく、悪い部分についても説明してくれる
- キャンペーンばかりアピールするのではなく、商品内容についてしっかり説明してくれる
自分に合った保険を提案してくれる保険代理店を見つけよう
保険は、万一への備えだけでなく、将来への備えという意味でも、非常に重要な意味を持つ金融商品です。現在加入している保険の見直しを検討している、新しい保険に入ることを考えているなら、保険代理店に相談してみてはいかがでしょうか。
現契約の内容を把握しつつ、よりあなたのニーズを満たすことができる商品を提案してくれる代理店を探しましょう。
文・曽我部三代（ファイナンシャル・プランナー）
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