アプリコットカーネルオイルをご存知ですか?あまりスキンケアコーナーでは見かけませんが、とても肌にいいオイルなんですよ。効果効能を知ればきっと使いたくなるはず!!誰も使っていないあんず油を先駆けて美容に取り入れれば、きれいが叶うかもしれません。正しい使い方やおすすめのオイルまで一挙公開します。

アプリコットカーネルオイルとは?

あんずから採れる油のこと

東アジアでは生活に密着した果物であるあんず。この果物から採れるオイルのことをさします。精製する過程であんず独特の香りは無くなり、ほとんどのアプリコットカーネルオイルは無臭です。一部香料が添加されている製品もありますので、香りの有り無しは好みに合わせて選びましょう。

日本ではヘアケアとしておなじみ

あんず油、といえば「柳屋本店」のこのボトルがまっさきに思い浮かぶのではないでしょうか?日本ではスキンケアと言うより、ヘアケアオイルとして定着しています。

このあんず油でスキンケアしてもいいかな…と思う方もいるかもしれませんが、髪用に香り付けがされているので顔に使用するのはおすすめしません。髪用は頭髪に、スキンケアに使うなら無香料でテクスチャーが軽くさらさらしているものを選ぶようにしてください。

海外ではスキンケアに使われている

海外ではスキンケアに使用するのが一般的で、韓国ではエステサロンのマッサージ料としても使われています。韓国美女はアプリコットカーネルオイルでケアをしているんですよ!!

普段のスキンケアにプラスしたり、オイルパックをして集中ケアしたり…贅沢に全身のマッサージに使うのも海外流。日本とは使い方がまったく違うんですね。

アプリコットカーネルオイル(あんず油)の効果・効能とは?

いぼ取りに効果的

アプリコットカーネルオイル(あんず油)とは?効果・効能4つを解説
(画像=『BELCY』より引用)

肌の角化症を防ぐと言われているリノール酸を含んでいるのが、アプリコットカーネルオイルの一番の特徴です。このリノール酸の働きで角質が厚くなって固くなることを防いでくれます。

いぼ取りにはもちろん、肌のざらつきやポツポツケアにも適している成分です。スキンケアオイルは様々な種類がありますが、人気が高いオリーブオイルと比べるとリノール酸の含有量が多いため効果を感じやすいんですよ。オリーブオイルは大体15%前後の含有量ですが、アプリコットカーネルオイルは約30%となっています。

エイジングケアに最適

アプリコットカーネルオイル(あんず油)とは?効果・効能4つを解説
(画像=『BELCY』より引用)

人は年齢と共に肌の代謝力が落ち、角質が肌表面に残りやすくなります。そうするとごわごわする・くすみとなり見た目年齢が高くなる原因となってしまうんです。

角質ケアをすることでアンチエイジングになり、みずみずしい肌へ導くことできるでしょう。また、抗酸化作用のあるビタミンEが入っているので肌老化予防効果も期待できます。

しわ予防のためにビタミンA入りの基礎化粧品を使っているなら、スキンケアにアプリコットカーネルオイルをプラスするといいでしょう。ビタミンAを安定させる働きを持つパルミチン酸を含んでいるので相性ばっちりです。

ニキビ対策には…?

アプリコットカーネルオイル(あんず油)とは?効果・効能4つを解説
(画像=『BELCY』より引用)

予防効果はあるものの、できてしまったニキビには他の成分の方が効果的。これからできてしまうニキビを防ぐ効果はありますので、日常のケアにはぜひ取り入れたいオイルです。

血行促進してニキビ跡が沈着するのを予防してくれる効能も期待できますので、繰り返しできやすい大人ニキビで悩んでいる方にはとてもおすすめ。炎症が強くなりやすい思春期ニキビは専用のスキンケアラインがおすすめです。

髪の毛にツヤを出す

アプリコットカーネルオイル(あんず油)とは?効果・効能4つを解説
(画像=『BELCY』より引用)

日本では、あんず油をヘアケアに使う習慣が古くからあります。髪の毛にツヤとまとまりを出し、美しく見せることができるんです。ドライヤーをかける前にトリートメントとして使ってもいいですし、つげ櫛をあんず油に漬け込んで使用するのもおすすめ。

油がしみこんだ櫛で髪をとかすと一気にさらさらになりますよ。髪の毛だけでなく、頭皮のケアに使えるのも大きな特徴です。頭皮につけてOKなヘアオイルってありそうでなかなか無いですよね。スカルプケアをカーネルアプリコットオイルでじっくり行い、乾燥ケアを行うといいでしょう。

効果的なアプリコットカーネルオイルの使い方~スキンケア編~

【くすみ・しわ対策】マッサージで血流アップ

アプリコットカーネルオイル(あんず油)とは?効果・効能4つを解説
(画像=『BELCY』より引用)

アンチエイジングケアをしたいのなら、マッサージをするのが一番おすすめです。肌の元気を取り戻し、くすみやしわといったトラブル対策にはぴったり。

血流が悪くて顔色が悪く見えてしまう20代~の若い世代にもおすすめです。やり方はいたって簡単で、カーネルアプリコットオイルを顔に伸ばしてマッサージするだけ。

手でマッサージすると力の入れ方がわからないし、疲れてしまう。という場合にはマッサージプレートを使用するといいですよ。おすすめなのは中国の伝統美容「かっさ」を用いた手法です。

【うるおい対策】クリームに一滴混ぜて保湿

アプリコットカーネルオイル(あんず油)とは?効果・効能4つを解説
(画像=『BELCY』より引用)

乾燥肌対策のために使いたいなら、普段使っているクリームに一滴だけプラスしてスキンケアの仕上げを行うといいでしょう。量が多すぎるとべたべたしてしまいますし、効果を実感するなら一滴で十分です。

オイルのため化粧水や美容液を塗ったあとに使用するようにしましょう。水分をはじいてしまいますから、スキンケアの最後に使用するのがポイントです。

精油をプラスしたい!!効果的な使い方とは

オイルパック+ホットタオルで効果アップ

スキンケアのために、アプリコットカーネルオイルに精油をプラスしたいと思う方もいるでしょう。そんなときに効果的なのが、ホットタオルを使った方法です。

精油を混ぜたオイルを肌に塗り、その上にホットタオルをかぶせてパックする方法。精油は揮発しやすいのでパックしたほうが効果的で、肌温度を高めることでアプリコットカーネルオイルの浸透・効能を高めることができます。

オイル10mlに対して精油は2滴が目安

精油をプラスしたいけど、どのくらいの量を使えばいいかと言うと…オイル10mlに対して2滴が適量と言われています。アプリコットカーネルオイルを10ml、となると結構な量です。顔に使うなら1mlでも多いと感じるほど。

顔だけのマッサージなら、ほんのちょっとで大丈夫。精油を入れすぎると香り成分に肌が負けてしまうことがあるので注意してください。アプリコットカーネルオイルの量を調節しながら使いましょう。