北川景子主演のフジテレビ系月9ドラマ『女神[テミス]の教室~リーガル青春白書~』の第2話が1月16日に放送された。司法試験合格という狭き門を突破するためもがく若者の姿と、“司法試験浪人”を続けることの厳しい現実。そうしたリアルさを醸し出すスパイスとなっているのが、青南ロースクール(青南大学法科大学院)で成績下位に低迷する生徒たち、特に前田拳太郎演じる水沢拓磨だ。イケメンでありながら苦労人としてのキャラクターを演じ切る若手俳優に注目が集まっている。

 第2話は、ロースクール教員となった柊木雫(北川景子)が受け持つ実務演習を中心に話が展開された。今回柊木が出した課題は、銭湯での入浴拒否事案。右腕にタトゥーが入っていたことで公衆銭湯の店主に入店を拒否された男性Xが、それでも入店しようとしたため、店主がXの入店を防ごうとして転倒させてしまい、Xは右腕をねんざして全治2カ月のけがを負ったため、店主に対し治療費と慰謝料を合わせて1000万円を請求したいと主張。学生たちはXから相談された弁護士としてこの件を検討するという課題だ。某法律バラエティ番組でも取り上げられそうな、身近なシチュエーションのテーマで、視聴者もイメージしやすいトラブルだろう。