――今、タレント業のほうはフリーで活動されてますが、YouTubeで「当初はそんなにフリーになりたいわけではなかった」と言ってましたよね。
桜田 23歳で事務所を辞めてフリーになったんですけど、当時はもっと俳優として活躍したくて、ステップアップのために事務所を辞めて、新しい事務所を探していたんです。でもたくさん落ちてしまって。
――40社くらい受けてたんですもんね。どんな理由で落とされてしまっていたんですか?
「うちは10代の子しか取ってないから」とか「学生だったら考えたよ」みたいな感じで言われることが多かったです。それで「23歳じゃもう、遅いんだな」と思いました。もちろん30代で大成している人もたくさんいるし、コツコツ頑張って素敵な俳優さんになる人もいると思うんですけど。自分は経験も浅かったし、挑戦が遅かったなって正直に思いました。
――そんなことを言われてしまうんですね。でも芸能をやめようとは思わなかったですか?
桜田 それは思わなかったですね。でも自分は別のルートで頑張らないと無理だなと思いました。