今年一番印象に残っているパフォーマンス
ーーありがとうございます。今お話にもあったように、またコンサートができるようになったっておっしゃってたんですけど、特に今年一番思い出に残っているパフォーマンスやステージをそれぞれ教えていただけますか?
デイヤ:今年の夏に、ドイツにあるすごく小さな街ヴィースバーデンという場所でライブをしたの。本当にすごくステキな一日で、緑の芝生の上で誰でも見に来ることができるスタイルだったの。今ライブが再開されて、見る側の人たちも新たな気持ちでライブによろこびを感じてるっていうのをすごく感じられる。感謝の気持ちだったり、ワクワク感が前よりも増してる気がしているの。私も同じように、もちろんこれまで感謝の気持ちがなかったということじゃないんだけど、新たに本当にうれしいって心から思えて、全員からそれが発せられてるのを感じることができたの。そういう新しい視点っていうのをまた得ることができたかな。
Taki:私にとっては一つのライブというよりは、何か月もかけておこなった「FAKY IN HOUSE LIVE #five」ね。全5公演で5人のメンバーそれぞれが一つのライブをプロデュースしたの。セットリストからステージのセットそのものから、どういう色を使うかとか、衣装に至るまでね。
そうしたことで5公演まったく違うテイストのライブになったの!そしてこれを通して、メンバーのこともより知ることができたのがとても楽しかった!このメンバーはこういう風に雰囲気を見てるんだとか、こういうことをやりたかったんだっていうのが、それをすることによって理解が深まったの。家族的なライブフィーリングで毎月やるから、ファンの人たちも同じような顔ぞろいで毎回見てて、終わった後もすごい長いDMがやってきて、「これが最高によかった!」とか「先月と全然違った!」といった感想もいっぱいくれたの。
私がプロデュースしたときは、家にある約1メートル30センチのクマのぬいぐるみをステージに連れてきたの!普段のFAKYとしてのライブだったらできないこともできて、これにはみんなも「それカワイイ!お家から連れてきたんだね」みたいな、そういうコメントももらったの!