お互いの音楽性をリスペクト!「言語がちがっても気持ちが伝わってくる」
ーーここからは音楽の話に移りたいと思います。デイヤさんとTakiさんはお互いの楽曲を聞いたことはありますか?もし感想があればそれについて教えてください。
Taki:私は前からデイヤの曲を聴いていて、一曲を一日ループしてずっとに聴いていたこともあるの!年齢が近いからか、デイヤの歌にはすごく共感できて、あと似たような体験を同じような時期にしていたり。デイヤの曲を聞くことによって、その時の気持ちを乗り越えることができたって思う。あと、デイヤの歌詞はすごく正直。自分らしい気持ちをそのまま表してる言葉がすごく好きだし、どの曲も全然テイストが違う。アップテンポもあれば、カワイイもの、心が壊れてしまうような悲しい曲、こんな思いを自分だったらしたくないみたいな曲もあったり、すごく深いし意味もあって、バックストーリーとかもそれぞれ違うから、そういう部分も大好きなの。デイヤは一つのジェンダーにとらわれていない部分もリスペクトしてる。
デイヤ:なんてやさしいの!ありがとう!音楽のすばらしいところは、言語がちがっても、音楽を通して気持ちが伝わってくるというところだよね。本当にそれこそクールなことだなって思う。FAKYの音楽は聴いていて本当に最高だと思うし、美しい楽曲ばっかりで、言葉がわからなくても感情が掻き立てられる。伝わってくるエネルギーも大好きなの!
ーーいつか二人でコラボが実現したらステキですよね。
デイヤ:ぜひやりたい!
Taki:いつでもウェルカム!実現したら最高!次回やっちゃってもいいかもね(笑)!
デイヤ:ガールズ・グループに入るのは夢だったの!
ーーたしかにデイヤさんがFAKYに仲間入りするカタチもおもしろそうですよね。
デイヤ:それ最高!
今年一番思い出に残っている出来事は・・?
ーー続いては、もう2022年も12月で終わるということで、「今年を振り返る」質問をしていきたいと思います。お二人が今年一番思い出に残っている出来事をそれぞれ教えていただいていいですか?
デイヤ:2022年がもう終わるなんてクレイジーだね・・(笑)。本当にいろんなことがあったの。たぶん、キャリアとか仕事云々じゃなくて、人間的にすごく成長した年だと思う。特にいま、曲づくりをしていて、曲の出来ばえだったり、一緒に仕事している人たちとのコラボ感にすごくワクワクしている時なの。さらに、クリエイティブな面において自分で主導権を握れるようになったというのも、大きな違いだと思う。だから9月に出たEP「In Between Dreams」をすごく誇りに思っている。ライブもやったけど、本当に今年の自分にとって一番大きいのはやっぱり人間としての成長かな。
Taki:FAKYとしては今年、思い出に残る場面はすごく多かったの。特にライブに関してはオンラインじゃないリアルなショーをできたっていうことと、そして初めてのフルアルバムをリリースすることができた。数年前にリリースするはずだったんだけど、コロナが起きてしまって、自分たちの中ではまだちょっと準備期間がほしいかなってなって、ようやく自分たちが「この時!」だって思える時にリリースすることができたの。
あと、スペインのバルセロナでライブすることができて、海外に出かけるのも3年ぶりだったの。ようやく東京の人たちだけでなく海外の人たちにもFAKYの音楽を披露することができたから、そうやってリアルでファンのみんなにお会いすることもできて、ようやく通常の生活が戻ってきたかなっていう気持ちが大きい。