「『笑ってはいけない』シリーズの休止は、ダウンタウン松本(人志)のモチベーション低下が最大の理由ではないでしょうか。というのも、当時、スキャンダルで芸能活動を謹慎中だった『アンジャッシュ』渡部建が番組で極秘復帰する予定だったのが、マスコミに漏れたんです。スタッフのリークはこれが初めてではありませんでしたからね」(日テレ制作スタッフ)

 19年、“多目的トイレ不倫”が発覚し、芸能活動を謹慎中だったアンジャッシュの渡部建は、『笑ってはいけない』シリーズで電撃復帰するはずだったが、これを一部メディアがスクープ。しかも、極秘出演の事実のみならず、台本まで流出しことで、制作サイドに疑惑の目が向けられたという。

「結局、21年は放送は休止となり、昨年こそ復活が期待されたのですが、松本が首を縦に振らず、2年連続での代替番組となりました。それで昨年末に放送されたのが『笑って年越し』ですが、視聴率は『笑ってはいけない』シリーズから約10ポイントもダウンしてしまいました」(前出の制作スタッフ)

『笑ってはいけない』シリーズを含む『ガキの使い』は、視聴率だけではなく、配信やDVD化によって億単位の利益を生み出す日テレのドル箱番組。『笑ってはいけない』でなくとも、大晦日にダウンタウンの復活番組を制作したいと、新年早々と制作委員会が立ち上がったという情報が流れている。