ヨガとピラティスの呼吸法の違い

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

ヨガとピラティスは呼吸法も、異なるポイントのひとつ。

ヨガは主に腹式呼吸、ピラティスはラテラル呼吸を用いて行います。

それぞれの呼吸法と効果をチェックしましょう。

腹式呼吸がメインのヨガ

ヨガはお腹を大きく膨らませる、腹式呼吸がメイン

パワーヨガなどの動的ヨガは部分的に胸式呼吸を用いることもありますが、基本的には腹式呼吸であるのは間違いありません。

腹式呼吸は副交感神経を優位にし、心身ともにリラックスさせてくれる効果があります。

独特なラテラル呼吸のピラティス

ピラティスはラテラル呼吸と呼ばれる呼吸法で行うエクササイズ。

ラテラル呼吸とは
肋骨を広げる胸式呼吸と、横隔膜を動かす腹式呼吸の良いところを合わせた特別な呼吸法。

交感神経を優位にする呼吸法なので、シャキッと目を覚ますエクササイズといえるでしょう。

ヨガとピラティスのマットの違い

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

ヨガもピラティスも、どちらもマットの上で行うエクササイズですが、マットのチョイスにもそれぞれの違いが見えてきます。

マットの違いと理由をご紹介します。

薄手のマットも使われるヨガ

ヨガの種類によっても使われるマットは変化しますが、ピラティスよりも薄手のマットが使われる事が多いです。

立位のポーズも多いヨガは、厚手のマットだと動きにくい場合も多いため。

ヨガのマットはグリップ力や安定感が重要視されます。

厚手のマットが適したピラティス

ピラティスではヨガより厚手のマットを使います

ピラティスは横になって行うエクササイズが多いため、薄手のマットでは骨が床にぶつかって痛くなってしまいます。

ピラティスのエクササイズに、マットの厚みは重要なのです。

ヨガとピラティス、どっちが向いている?

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

ここまでヨガとピラティスの違いを紹介しましたが、まとめて判断すると次の通り。

リラックスしながら、カラダと心のバランスを取りたい人➡ヨガ

適度な運動で、インナーマッスルを鍛えたり筋肉を増したい人➡ピラティス

起源、目的、呼吸法や使われるマットにも違いはありますが、どちらも継続することで色々な効果が得られ、心身ともに鍛えられる最高の美容・健康法といえます。

どちらも気になる方は、両方体験してみることをオススメします!

ヨガとピラティスどっちも試すのがオススメ

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

ヨガとピラティスは、どちらもマットの上で行い、似ているポーズも多いエクササイズです。

目的や効果は異なりますが、実際にトライして向き不向きを判断するのがオススメです。

案ずるより産むがやすし!

ぜひどちらも試してみて、自分に合ったエクササイズを見つけましょう。

ヨガもピラティスも、色々なスタジオで体験レッスンを受けられます。

ネットで動画を見ながら試してみることもできますよ。

提供・yoganess



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