産業別時給ランキング

これまで紹介した産業別年収と時給から、産業別時給を順位付けすると以下の通りになります。一般的にエネルギーや、金融、情報通信など、大規模なインフラを持つ大企業や、士業や教育といった知的産業が時給換算すると高い傾向にあるようです。

【順位と産業】

  1. 電気・ガス・熱供給・水道業
  2. 金融業、保険業
  3. 情報通信業
  4. 学術研究、専門・技術サービス業
  5. 教育、学習支援業
  6. 不動産業、物品賃貸業
  7. 建設業
  8. 鉱業、採石業、砂利採取業
  9. 複合サービス事業
  10. 製造業
  11. 運輸業、郵便業
  12. 医療、福祉
  13. 卸売業、小売業
  14. 生活関連サービス業、娯楽業
  15. サービス業(他に分類されないもの)
  16. 宿泊業、飲食サービス業

自分に適した業種はどれ?

産業別に年収や時給を見てみると大きな開きがあることから、収入を上げたい人は時給が高い業種を選ぶ必要があるでしょう。ただし時給優先で仕事を選んでも、長続きしなければ賃金の上昇につながりません。

時給の他にも自分のキャリアを振り返り、長く続けられる業種を選ぶことをおすすめします。

文・金子賢司(ファイナンシャル・プランナー)
立教大学法学部卒業後、東証一部上場企業に入社。その後、保険業界に転身し、ファイナンシャル・プランナー(FP)として活動を開始。個人・法人のお金に関する相談を受けながら、北海道のテレビ番組のコメンテーターなどとしても活動している。

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