「胸鎖乳突筋」ってどこにあるかご存知でしょうか?

実はこの部分、自分でほぐせる上に、ほぐすメリットがたくさんある筋肉なんです。

今回は胸鎖乳突筋をほぐすヨガポーズや、メリットについてご紹介します!

胸鎖乳突筋とは?

『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用)

「胸鎖乳突筋」とは、耳の下あたりから鎖骨を斜めにつなぐ筋肉です。

首の左右に一本ずつあり、首を横に向けると、斜めに浮き上がって見える太い筋肉が胸鎖乳突筋です。

首を曲げたり回したりするときに使われ、頭蓋骨を支えるなどの役割もしています。

胸鎖乳突筋をほぐすメリットとは?

『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用)

「胸鎖乳突筋」は実は常に頭を支えているため、ガチガチにコリ固まっている方が多い筋肉です。

ここでは、胸鎖乳突筋をほぐすことで得られるメリットをご紹介します。

首こり改善

首の後ろ側にコリを感じる方は多いですが、それは胸鎖乳突筋が縮んでいるために、首の後ろの筋肉が突っ張っている場合があります。

長時間のスマホの操作やデスクワーク、パソコン作業などによって、「胸鎖乳突筋」がガチガチに固まっている人は多いもの。

胸鎖乳突筋をほぐすことで首こりの改善につながるでしょう。

ストレートネックの緩和

最近よく耳にする「ストレートネック」や「スマホ首」。

これは、スマホの操作やデスクワークによって、あごが前に突き出た状態でいることで起こってしまいます。

このような姿勢の方は、胸鎖乳突筋も縮んでいるものです。

胸鎖乳突筋を伸ばすことで、ストレートネックの緩和が期待できます。

二重アゴの改善

ストレートネックとセットで起こりがちなのが、二重アゴです。

スマホやデスクワークなどのうつむいた姿勢は、首を短くしてアゴまわりの筋肉が緩みがちになってしまいます。

そのような二重アゴの予防や改善にも胸鎖乳突筋は重要です。

胸鎖乳突筋を伸ばしたり鍛えたりすることで、二重アゴの改善につながります。

フェイスラインがシャープに

フェイスラインのたるみや緩み対策にも、胸鎖乳突筋への刺激がオススメです。

フェイスラインをスッキリさせるためには、顔の下にある、首まわりから改善しないといけません。

胸鎖乳突筋をほぐすことで、首から顔まわりの血流やリンパの流れも改善され、トーンアップしたり、老廃物が排出されてフェイスラインがシャープになることが期待できます。