ダイバーシティが唱えられる現代社会において、女性が働きやすい会社は常に求められています。そんな女性が働きやすい会社にはどういったものがあるのでしょうか。ここでは女性が働きやすい会社の特徴から、会社の選び方までをご紹介します。
意外と少ない「女性が働きやすい会社」
ますます女性の社会進出は進んでいますが、女性が働きやすい会社はまだ少ない傾向にあります。
ソニー生命保険株式会社の「女性の活躍に関する意識調査2017」では、職場で女性がいきいきと活躍していると回答した人は34.8%と低い水準になりました。
「労働政策研究・研修機構」が実施した「人手不足等をめぐる現状と働き方等に関する調査(正社員調査票)」(2019年)でも、女性が働きにくいと感じる職場は多くあるということが分かります。
各年代によってもそう感じる観点はさまざまですが、30代前後では、「仕事と育児の両立支援」の観点が着目されている点も特徴です。
出典:ソニー生命
出典:労働政策研究・研修機構
女性が働きやすい会社とは?
女性が働きやすい会社の基準は人によっても異なりますが、「エン・ジャパン」が行ったアンケートでは、若い年代ほど休暇の取りやすさや福利厚生などが整っていることを重要視しています。
高い年代になるほど労働時間や仕事の裁量を重要視していることが読み取れますが、女性のキャリアによっても重要視している点はさまざまであると分かります。
女性は育児や介護などで、男性よりもライフステージの変化により生活が左右されやすい傾向にあります。
そのため、労働時間や業務の融通性は働きやすい職場の条件になりがちなのです。
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