映画『愛の渦』や『娼年』などで知られ、社会の暗部を浮き彫りにする作風が特徴的な劇作家・三浦大輔氏の同名舞台を映画化。舞台同様に三浦大輔氏が脚本・監督を担当し、藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)が主演する映画版『そして僕は途方に暮れる』が、1月13日より公開される。
藤ヶ谷は『MARS~ただ、君を愛してる~』(2016)以来、約7年ぶりの映画出演となるが、舞台で演じ慣れたキャラクターをそのまま演じているからか、スクリーンからは妙な緊張感が伝わってくる。
とにかく人と話し合いをしたくない。真剣に物事を考えたくない。ただそこから逃げ出したい。揉め事恐怖症、現実逃避気質な主人公がとにかく逃げて、逃げて、逃げまくる。