入社しないほうがいい会社を見極める方法:社内見学編
ウェブサイトや求人情報だけで、入社しないほうがいい会社かどうかを見極めるのは困難です。
しかし、入社する前に社内見学が可能な会社も存在します。職場の雰囲気を実際に確認できるため、社内見学の機会を利用して、入社しないほうがいい会社かどうかを見極めましょう。
社内見学でチェックしたいポイントと、注意点について紹介します。
挨拶をしない
挨拶は、人と人がコミュニケーションを取る際の基本的なマナーです。
社内見学をしていても従業員が挨拶をしない場合には、日頃から従業員同士が挨拶をしていない可能性があります。
人間関係や職場の雰囲気は働きやすさに大きく影響するため、従業員が丁寧に挨拶をしてくれる会社かどうかを確認しましょう。
従業員が疲れた顔をしている
見学の際に、従業員の表情も確認することが大切です。従業員が疲れた顔をしている場合は、業務が非常に忙しい、またはやりがいがない仕事をしているケースが考えられます。
従業員が疲れた顔をしている場合、実際に入社したら自分も同じように疲れた表情で仕事をすることになる確率が高いでしょう。
職場が不衛生
職場が清掃されておらず、不衛生だと感じるような環境は、従業員の職場を大事にしていないという表れでもあります。
普段から職場に感謝をしていたり仕事を楽しんでいたりすると、周囲の物を片付けたり働く場所をきれいにしようと考えるものです。
職場が不衛生だということは、会社への感謝や職場を大切にしたいという気持ちがない可能性があるでしょう。会社や仕事に魅力がないのかもしれません。
入社しないほうがいい会社を見極める方法:面接編
入社しないほうがいい会社かどうかを見極めるためには、面接の内容や面接官の様子もチェックしましょう。
面接官のマナーが悪い
面接官のマナーが悪い場合は、入社した後も指導の仕方が雑になったり、最悪の場合はパワハラを受けたりする場合があります。
初対面なのに敬語を使わない、上から目線で話すなど、マナーが悪い従業員が面接を担当している場合は入社しないほうがいいでしょう。
面接後の連絡が遅い
面接をした後、応募者は「面接を通過できたかどうか」など、不安な気持ちを持ったまま会社からの通知を待っている状態です。
入社を希望し、面接を受けた人の気持ちを考えず「連絡をする」といっていた期日に連絡がない場合は入社しないほうがいいでしょう。
さらに、面接の日程を決める際にも、応募者のスケジュールを考えず急な日程で面接の案内をしてくる場合には注意が必要です。
面接官がいない
面接担当者に急な用事が入ったり、スケジュールが変わったりすることは珍しくありません。
しかし、担当する面接官が当日対応できなくなった段階で、早めに連絡を入れる、もしくは他の従業員が面接を代行するといったことは可能です。
応募者が来社してから面接官がいないことを伝え、面接の日程を変更するといった非常識な対応を取る会社には入社しないほうがいいでしょう。
従業員のモチベーションを質問する
面接の際には、従業員の「仕事に対するモチベーションが何か」を質問しましょう。
モチベーションは、該当の会社に入社し、働くことのメリットや魅力が何かを知るということにもつながります。
会社の価値観を知ることにもなるため、曖昧な回答ではないか、スムーズに答えられるかどうか、面接官の回答を確認しましょう。
業務スケジュールを質問する
朝礼があるのか、どのように業務を進めるのか、残業は多いのかなどは、1日の業務スケジュールから判断することが可能です。
質問する際には、「前に働いていた会社では朝礼があったが、御社は朝礼を行うのか?」など、前職でのスケジュールを含めて質問しましょう。
また、時期ごとに1日の業務スケジュールが異なるケースも多いため、1ヶ月のスケジュールや時期ごとのスケジュールについても質問するのが理想です。
さらに、飲み会や勉強会など、仕事以外のスケジュールも質問できれば、人間関係についてある程度判断できます。