「スケジュールには、ゆりやんや剛力、唐田えりから出演者だけでなく、撮影スタッフの都合もあります。特に撮影スタッフは、一度バラしたら、再編するのが大変なんです。しかも、今回、現場を仕切っているのKADOKAWAですが、同社は北野武監督の新作『首』のお蔵入りも噂されています。一度のみならず2度までも……ということで、Netflixが手を引くのではないかという噂もあります」(撮影関係者)

 Netflixは、KADOKAWA制作による北野武監督の新作『首』に当初10億円の資金を提供すると報道されていたが、北野サイドとKADOKAWAの契約トラブルで映画編集がストップ。そのさなか、北野映画を担当するKADOKAWAの角川歴彦氏が東京五輪汚職で逮捕されたため、映画はお蔵入りと見られている。

「『極悪女王』も2度の撮影延期でいつ完成するかわかりません。NetflixとKADOKAWAの間で契約トラブルになるのではないかとスタッフは危惧しています」(前出のドラマ関係者)

 実際、撮影スタッフの中には1月から他の仕事に入る者もいて、5月の撮影再開時に順調に戻れるかはわからないという。