日本の2月といえば?を探してみよう

2月といえば、皆さんにとってどんな風物詩を連想されるでしょうか。寒い時期、雪だるま、梅春物の服などさまざまな言葉が出てくるかもしれませんね。

「2月といえば?」というキーワードのもと、皆さんが連想する2月の風物詩や食べ物などをピックアップしました。1年のうちでちょっと特別感がある2月を、皆さんもクローズアップしてみましょう!きっと新しい発見があるはずです。

2月といえば?連想する季節の出来事

「2月といえば?」日本の風物詩・言葉・行事など連想される季節のものを集めました
(画像=pixabay.com Folkより引用)

2月は12月のなかで2番目の月です。日本の暦・和風月名では如月(きさらぎ)。雪深い時期といった見方もありますが、春の足音が聞こえる時期ともいわれます。

私たちの生活のなかで2月といえば、どんな時期に位置するのでしょうか。2月といえばどんな時期なのかを見ていきましょう。2月といえば風物詩ともいえる、こんな行事がある!といったところを思い出してみてくださいね。

4年に一度のうるう年がある2月

2月といえば「うるう年」がある月です。2月は毎年28日しかありませんが、4年に1度だけ29日がある月です。地球の公転と暦とのずれを修正するために挿入される1日のことを指しています。

2月といえばあっという間に過ぎる月ですが、うるう年が入ると1日得したと思う人もいるようです。

ちなみに、このうるう年は西暦年が4で割り切れる年に挿入されるものですが、グレゴリオ暦で400年に97回といった決まりがあり、うるう年が挿入されない年もあるようですね。

一番ポピュラーな節分の時期

2月といえば、風物詩の一つである「節分」があります。節分とは二十四節気の「立春、立夏、立秋、立冬」の前日にあたる日です。これを踏まえると、節分も年に4回あるといえます。

なぜ2月が有名なのかといえば、太陰太陽暦において立春に近い新月の日が「元日」で、立春から新年だと受け止められて来たことに由来します。

2月の節分は、今でいう「大晦日」の位置づけなのです。もちろん、2月といえば「春が来た」という考えも間違いではありません。

2月の誕生石や季節の花

2月といえば「アメジスト」という誕生石を連想する人も見られます。日本名では紫水晶とよばれ、透明感がある紫色が素敵な宝石です。2021年にはクリソベリルキャッツアイが誕生石に仲間入りしていますよ。

2月といえば、椿や梅の花が咲き始めるころともいわれています。また、春を呼ぶ花ともいわれる福寿草が雪の中から顔を出すころです。2月下旬ころになると沈丁花の香りに気づくころですね。花の香りも日本の風物詩ですね。

2月の時候のあいさつ

手紙の書き出しなどに使われる時候の挨拶。2月といえば、初旬には「三寒四温」や「立春の候」といった季節の変わり目を表す言葉が一般的です。

中旬になると、「向春の候」や「梅花の候」といった春の兆しをにおわせる言葉も日本らしい雰囲気でよいですね。

下旬になると「寒明け」や「東風」といった春の到来を表す言葉を用いることをおすすめします。2月といえば地域によっては大雪シーズンというイメージもあるので、上手に使い分けましょう。

2月といえば?季節の風物詩

「2月といえば?」日本の風物詩・言葉・行事など連想される季節のものを集めました
(画像=unsplash.com Folkより引用)

2月といえば「雪」「寒い」といったイメージが根強く残る地域もありますが、全国的に知られる風物詩としていくつかの催事やイベントがあります。2月といえば、わくわくウキウキした気持ちを持つ人や、頭を抱える時期!という人も見られます。

また、あっという間に過ぎていくひと月を恨めしく思うこともあるようです。日本における2月ならではの風物詩を見ていきましょう。皆さんは2月といえばどんな行事を連想しますか?

なんといってもバレンタインデー

2月といえば、一年のうちで女性が色めき立つシーズンの一つ、14日にバレンタインデーがあります。

日本では女性が男性に向けてチョコレートを贈り、愛を告白するといった習わしがあります。このところでは自分へのご褒美チョコや、友達同士で交換しあう「友チョコ」が主流になりつつあるようですね。

海外では男性から女性へ愛の告白をする日と位置付けられていることが多く、女性からチョコレートを贈るのは日本だけの風習だといわれています。

雪まつりやかまくらなど雪関連のイベント

札幌市の大通公園で行われる大きな雪像を展示する「さっぽろ雪まつり」や、秋田県の冬の風物詩である「かまくら」など、東北以北ではまだまだ冬を楽しめる行事が続きます。

2月といえばスキーやスノーボードなどを楽しむために、スノーリゾート地へ出かける人もいることでしょう。

2月といえば「春近しとはいうが、雪深い時期」と答える地域もあります。一方、雪が積もる地面の下では、植物が春へ向けた準備を始めていますよ。動物が冬眠から目覚める時期も近づきます。このように季節の変わり目を楽しむ時期でもあるでしょう。

確定申告が始まる時期

「2月といえば頭を抱える時期」という理由は、確定申告書の提出にあります。2月といえばで連想できる、日本の風物詩と化しているところもあります。

会社員は勤務先で納税を代わってくれるため確定申告の必要がありませんが、自営業や何らかの形で収入があった人は、所得税を納めるための申告を行う必要があります。

煩雑な作業といわれますが、正しく税を申告するために必要な作業なので、ポジティブにとらえたいですね。