「やりたい仕事がわからない…」「将来のことが漠然と不安…」女性のキャリアプランには悩みがつきもの。自分らしく働ける選択肢の一つとして、女性の起業が注目を集めています。どんな起業の方法があるのか、女性起業の成功のコツなどを解説します。
女性起業家の実態は?どんな人が起業に踏み出しているのか解説!
自分のキャリアプランの選択肢として、起業を視野に入れる女性も多い時代になってきました。
でも実際にいざ自分が起業するとなると、どんな人が活躍しているのか、自分でもできるのか、どうやって始めるのか…不安なことはたくさんありますよね。
ここでは活躍している女性起業家の実態について解説していきます。
女性起業家は年々増加傾向に
女性の起業家は年々増加傾向にあります。
スマートフォンやPCの普及により働き方の選択肢が大幅に広がったことや、ダイバーシティの推進など、働き方への意識変化が背景にあります。
また、2020年に発生し今もなお猛威を振るう新型コロナウイルスの影響により、男女を問わず多くの方が将来について考えざるを得ない状況に立たされました。
副業が当たり前の時代になり、自分の力が試される個の時代となった今、起業という選択肢を視野に入れ活動する女性が増えています。
女性起業家は何歳で起業しているの?
30代で起業する女性が半数近くを占めています。
全体の数としては男性起業家の方が数は多いですが男性と女性で比較すると、20代で起業する女性の割合が高く、若いうちから起業に関心のある女性が多くいることがわかります。
女性は出産・子育てなどのライフイベントもある中で、どうやったら自分らしく働けるかを若いうちから模索している方が多くいらっしゃいます。
今の働き方に漠然と不安を感じている方は、今のうちから「自分が本当にやりたいことってなんだろう?」「どんな仕事だったら楽しく取り組めるかな?」「どうやったら仕事とプライベートを両立させられるのかな?」と考えてみることをおすすめします。
なぜ今女性の起業家が増えてきているの?
様々な情報が発信される世の中になり、InstagramやTwitterなどのSNSで憧れのライフスタイルを見つけることも簡単になりましたよね。
働き方改革やコロナウイルスによる雇用の見直しという社会全体の変化と、「もっと自由に働きたい」「自分のペースで仕事がしたい」など働く女性の意識の変化とがちょうどマッチし、起業という選択肢を視野に入れる女性が増えてきました。
今までは人脈や資金、経歴やスキルといった起業に必要なものを若い女性が身に着けるというのが男性と比べると少しハードルが高かったのですが、現在は必要な情報はインターネットにありますし、自分で発信する事で人脈や資金といった面もカバーできる時代となりました。
2021年は、女性で起業をお考えの方にとって成功しやすい時代と言えるでしょう。
女性起業のメリット
女性が起業する上で、どんなメリットがあるのかを解説していきます。
こちらをしっかり把握してから起業に臨むことで、女性ならではの強みを活かしたビジネス展開が可能となりますよ。
メリット1:女性ならではの視点を活かせる
ここでいう女性ならではの視点というのは、細かい気配りができる…という意味ではなく、消費者のニーズをよく理解できる視点を持ってるという意味です。
詳しく説明していきます。
女性の社会進出、SNSの普及によりかつてないほど女性の購買市場が広がっています。
女性は感受性の強い生き物。
ビジネスを展開する際、消費者に共感力と、商品・サービスを使った後のイメージを沸かせることが重要です。
基本的に男性と女性では脳の考え方が異なるため、女性消費者のニーズを的確に捉え、よき理解者になることが可能なれることは、大きなアドバンテージとなるでしょう。
メリット2:女性起業家独自のネットワークを活用できる
増えているといってもまだまだ少数派なのが女性の起業家。
少ないからこそ、挑戦したい人や頑張る人を応援する環境も整えられています。
同世代や先を行く起業家と気軽に交流できるコミュニティやイベントもあるので、自分に合う場所をぜひ探してみてください。
メリット3:自分で時間を管理できる
起業して自営業主になることのメリットはやはり、時間の縛りがなくなり、自由に時間を使えるようになることですよね。
自分の得意を活かして自分の裁量で仕事を調整できるのは、プライベートと仕事を両立させたい人にとって、とても魅力です。