女性起業家が成功するために必要なこと5選
これから起業をする女性が成功するために必要なことを、5つに絞ってお伝えします。
これらを曖昧なままにしてスタートしてしまうと、自分自身が何をしたかったのか迷子になってしまい、結局時間と労力を無駄にしてしまうことにもなりかねません。
始める前の準備が一番重要だということを念頭に、しっかりと準備に臨みましょう。
①目的を決める
まず一番大事なのは、なぜ起業したいのか目的を明確にすることです。
目的がなければ何をするべきかプランも立てられませんし、自分のビジネスに迷いが出た時、判断する指針がなくなってしまいます。
・なんで起業したいのか?
・起業をしてどうなりたいのか?
・誰の、何の悩みを、どうやって解決するのか?
このような質問を自分に問いかけてみて、最初に目的を決めましょう。
②何をするか決める
目的が決まれば、次は何の分野で起業するか決めましょう。以下の項目から探してみることをおすすめします。
・得意なことから
すでに得意なことであれば、自分でビジネスにする際もスムーズに行えます。
得意なことは、趣味でも仕事でも、何でも構いません。
すでにその分野で活躍しているフリーランスの方やビジネスマンがいないか探してみましょう。そしてその人のビジネスモデルを分析し、自分ではどのように展開するかなと落とし込んでみるとよいでしょう。
・好きなことから
得意なことと似ていますが、ついやってしまう好きなことってありますよね。
好きなだけでは他との差別化が難しいですが、周りの人がびっくりするくらいそのコト・モノが好きな”オタク”になれたらどうでしょう。
きっとあなたの話にオリジナリティが出て、好きなことを語っているだけなのに、その話に興味を持つ人が現れるかもしれません。
好きなことで起業を考える場合、その分野において熱狂的なオタクになることを目指しましょう。
・経験から
とはいえ、特に得意なことや人に自慢できるような趣味もない…そんな場合は、自分の経験の中から何か特化できるものはないか考えてみるのも一つの手です。
起業するからといって、今までと違うことをしなければいけないという決まりはありません。
・客観的な意見から
どうしても自分でアイデアが思いつかない、自信が持てない場合もあるかと思います。
そういった場合は、周囲の人に意見をもらうと良いでしょう。
自分の長所や得意なこと、印象などを聞いてみると、自分では気づいていない意外な一面が知れるものです。
■ 起業する際はターゲットの需要をしっかり把握することが大事
どんなによいサービス・商品を提供したところで、ターゲットの需要(ニーズ)を満たすモノでなければ、興味を持たれることはありません。
ビジネスにおいて、自分本位で動くと必ず痛い目をみることになります。BtoB、BtoCに限らず、常にお客様目線・相手目線を忘れないようにしましょう。
③計画を具体的に立てる
目的と何をするかが決まったら、次は具体的な計画を立てましょう。
ビジネスを行う上で必要な計画は大きく分けて事業計画と資金調達の計画の2つ。
どちらもしっかり計画を立てることで、不足の事態に備えることが可能となります。
起業時に女性が利用できる助成金や融資などもありますので、事業計画と資金調達についてしっかり理解した上で、自分のビジネスにあったプランを立てることが大切です。
■ 事業計画書
事業計画書とは、事業を今後どのように運営していくかを示したもの。
銀行や投資家から融資をもらう際に重要になる計画書です。
頭の中にあるビジネスモデルをどのように実行して、運用していくのかを内外向けに作成し、本当にその事業が実現可能なのかを提示します。
■ 資金調達
女性の起業に限らずですが、資金調達の計画も立てなければなりません。
事業を運営するのに必要な資金は主に2つ。
設備資金と運転資金に分けられます。
・設備資金
パソコンやデスク、プリンターや文房具、勉強や資料のための本など事業に必要な設備の購入・レンタル費用全般のことを指します。
・運転資金
事業を継続させるために必要な経費のことを指します。
人件費や事務所の家賃、水道光熱費や広告代などです。
一般的に3〜6ヶ月分の運転資金を確保しておけると良いでしょう。
金融期間などから融資を受ける場合、大体6ヶ月ほどで成果を出せない事業は成功が難しいと判断されるケースもあるようです。
④マーケティングの勉強
実際に行動に移す前に絶対やっておくべきことが、マーケティングの勉強になります。
すでに仕事でマーケティングに携わっている方でない限り、日常生活でマーケティングを意識するタイミングはあまりないのではないでしょうか。
しかし、自分で起業しビジネスを行っていく場合は、必ず売るための施策や仕掛けを考えなければなりません。
マーケティングとは、ものが売れる仕組み作りのこと。
マーケティングを学ぶことで、自分のサービスがどのように売れていくのかシミュレーションできるようになり、具体的に動くためのタスク出しができるようにもなります。
マーケティングの考え方やスキルは身につけてさえしまえば一生ものの価値があるため、一度スクールなどでがっつり学ぶのも一つの手です。
■ マーケティングで学ぶなら、WEBマーケティングとSNSマーケティングがおすすめ
マーケティングといってもチラシやCM、ラジオや新聞、SNSなど媒体は多岐に渡り、学ぶ範囲もかなり広いです。
そのため、初めてマーケティングを学ぶ人にとっては何がわからないのかわからない状態になりかねません。
そこでおすすめなのが、WEBマーケティングかSNSマーケティングから学び始めてみることです。
インターネット・SNS市場が急速に加速している現代において、WEB上での集客方法がわからないのは致命的です。
ビジネスを始める前に、まずは軽くでもいいので、マーケティングの勉強は済ませておきましょう。
⑤目的なき人脈作りはNG!応援してくれる仲間を探しましょう
ビジネスを始めるとなると、人脈を作らなきゃ…と思う方もいらっしゃるでしょう。
確かに人脈は非常に大切です。
しかし、この人脈の意味を間違えていると無駄な努力となってしまう可能性が高いです。
人脈とは、名刺交換をしただけで形成されるものではありません。
たとえば、仕事で一度あっただけの人の顔をパッと思い出せるでしょうか?
顔を思い出せたとしても、その人が何をやっていてどんな思いを持っているのかなど、深いところまでは知らないはず。
そのような関係性では自分がいざとなった時、手を差し伸べてくれるとは考えづらいですよね。
では逆に、手を差し伸べてくれる人とはどういう人なのでしょうか。
あなたにとってもその人にとってもメリットのある関係性が構築されているかが重要ですが、まずはあなたが最初にすべきことは、その人のために自分ができることは何かを考え行動することです。
日頃から誰かのために行動している人には、自然と人は何かをしてあげたいと思うものですよね。
人脈を作ろうと手当たり次第にアプローチしても、意味のない名刺が増えるばかりです。
この人と仲良くなりたいな、と思ったら、名刺交換で終わりにするのではなく、どうしたらその人のために自分が役に立てるのかを考えて行動しましょう。
最初は大変かもしれませんが、感謝される数が多い分だけ、自分も応援してもらえると考えましょう。
■ 人脈を広げるツール3選
今の時代、ZOOMやGoogleMeetなどを利用して、どこにいても交流できるようになりました。
隙間時間を利用して、効率よく人脈を広げていきましょう。
・ビジネス交流会
・ビジネスマッチングアプリ
・SNSでの発信