2022年も残り少しとなり、街の景色や空気が年末らしくなってきた今日この頃。1年の締めくくりにやっぱり欠かせないのはNHK『紅白歌合戦』だろう。

 お気に入りのアーティストが出演しなくても、大みそかの風物詩として、視聴することが習慣化している家庭や人もいるのではないだろうか。基本的には、その年の象徴的な人々が出演者に選ばれるため、わからない名前が増えてくると、なんだか勝手に肩身が狭くなってしまうなんてことも。

 そこで、本番前に今回注目したいボーイズ&ガールズグループを中心に、一気に総ざらいしておこう!

 まずは紅組で初出場する日本人7人組のBE:FIRST(ビーファースト)は、オーディション番組から一躍スターになった。

『紅白』の常連だったAAAのメンバー日高光啓ことSKY-Hがプロデュースをし、昨年11月にデビューした、歌って踊れるボーイズグループ。作詞や作曲、振り付けなどもできちゃうクリエイティブな集団で、お昼の情報番組でデビュー前後の軌跡を密着放送していたので、その一生懸命な様子からついつい応援したくなっちゃった中高年のファンも意外と多いのが特徴だ。

 同じく、韓国の人気オーディション番組の日本版で結成されたJO1(ジェイオーワン)も初出場する。

 韓国スタイルをとっているが、日本人男性11人組で、2020年3月にデビューしてから20代女性を中心に爆発的に人気だ。 

 メンバーたちは吉本興業と韓国のエンタテインメント企業による芸能プロダクションに所属しているため、たまに吉本芸人の出演するバラエティ番組でみかけることもある。